七峯の丘から
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おびしゃ齋行 [平成31年1月20日]
 大寒の寒さの中にも日射しが温かい一日となった佐倉です。
 大寒は寒の中日で二十四節気で一年で一番寒い時期を指します。
 まあ、実際にはこれからの方がもっと寒くなりますが、文字を見るだけでも背筋が凍りそうですね。
 宮司は昨年の貰い事故の初めての寒ですので、リハビリを続けつつ首回りの重さを感じております。
 さて、毎年1月20日は奉射祭、通称おびしゃが一番多く行なわれる日です。
 おびしゃは利根川流域を中心に千葉県内で多く行なわれている神事で、弓矢を使って的を射て厄災払いと豊作祈願をするお祭です。
 当社管内でも多くの地域で行なわれており、神職出向としても海隣寺町熊野神社に智勇権禰宜、大蛇町麻賀多神社に禰宜、飯重大宮神社で宮司が奉仕をしてまいりました。
 このお祭の特徴は上記の弓矢行事と合わせて「宿・やど」と呼ばれる年番制度が行なわれている点です。
 「お胴」もしくは「おとう」と呼ばれる御神体を宿のお宅で一年間お祀りし、翌年のおびしゃの際に次の宿へ引き継ぎます。
 引き継ぐ際には前年度の宿の方が今年度の宿の方の背に背負わせるようにします。
 その昔は御神体を背負った方を自宅まで送っていき、そこで深夜までの大ドンちゃんをしたようですが、現在は送っていった後に地区の公民館で直会をして納めるようになっております。
 それでも智勇権禰宜は結構オササを頂いてきたようで、帰社後はバタンキュウ。よく頑張りました(^_^)




 
弱肉強食 [平成31年1月19日]
 風も収まり今日は外作業がしやすい一日となりました。
 長い準備期間を経てお正月と皆さん方を迎えた臨時授与所も節分祭で使う物以外は全て撤収作業が完了しました。
 御祈祷の合間などに細々と片していたのですが、土日は助勤(一般でいうアルバイト)さんが出社するので、一気に事が進みます。
 床下に使っているパレットを持ち上げると、そこには隙間から入り込んでしまったであろう100円玉などが出てきます。
 すでに臨時授与所での日計は済んでおりますので発見された日のお賽銭に繰り入れております。
 さて、今日もたくさんのお詣りがあったのですが、その人の波にのって狛猫の母ニャンとスルメが悠々と歩いております。
 こっちとら猫の手も借りたいというのはいつものことで、彼らは手を貸してくれません・笑
 テントの片しで社務所裏の倉庫へ向かう途中にお食事の後がありました。召されたのは多分鳩ですね。羽が数枚残されていたほかは、綺麗に完食状態でした。
 普段はノホホンと暮らしている狛猫達もお腹が減ると本能が目覚めるんだと改めて感じました。


 
洗濯日和 [平成31年1月18日]
 先日のお湿りの後も関東地方は晴天続き。空気がカラカラに乾燥しておりますので、御祈祷後の社頭講話でも話題はもっぱら「風邪やインフルエンザに注意しましょう」で締めくくっております。
 当社では智勇権禰宜が東京の大学に通っていることもあり人混みの中を移動するので、うがい手洗いを疎かにしないよう重々申しつけております。
 さて、その乾燥帯の関東ですが洗濯を干すには誠に有り難い気候でして、今日は忙しさにかまけて溜まってしまった白衣と襦袢を一気に洗いました。
 なんせ3人前有りますので、それだけでも6枚と言う事になりますが、足袋やら何やらで白物家電ならぬオール白洗濯物が太陽の光に照らされておりました。
 この後暫くお湿りはないようですので、皆さんもお風邪など召しませぬように、ご注意ご注意の程を。


 
豆詰め開始 [平成31年1月17日]
 もう24年が経つんですね。平成7年の今日、阪神淡路大震災が発災しました。
 当時の私は大学4年生。卒業論文も提出し下宿先の市川と実家の佐原とを行き来して、自動車教習所に通っているときでした。
 早朝、教習所受付にあるテレビで阪神高速が倒壊している画像が流れていましたが、まさか国内での大惨事とは露にも思わなかったのを覚えております。
 あの地震から耐震基準が強化され、16年後に発災した東日本大震災では、その基準以下の建物が倒壊したのです。
 震災によって亡くなられた方々のご冥福を改めて念じます。
 さて、神社では新年祈祷や厄除祈願が続いておりますが、社務所内ではお正月の片付けと同時進行で節分祭の準備が始まりました。
 一番手の掛かるのが福豆の袋詰め。でもこれを巫女さん達はやりたがるのです。
 その理由はつまみ食い。大豆にはイソフラボンが何たらかんたらとお喋りしながら楽しそうに作業をしております。
 なかなか手際も良く、なのでつまみ食いはお目こぼしということで・笑

この子が食べているわけではございません・笑
 
神社庁印旛支部臨時総会 [平成31年1月16日]
 新年会シーズンが始まりました。この数年、忘年会に比べるとその数は減ってきておりますが、商工会議所などの各種団体では新年互礼会の名目で初会が行なわれることが多いのです。
 今日は千葉県神社庁印旛支部の新年会。毎度の如く成田市のひかたや第二支店での開催です。
 成田の表参道を歩くに、成田山の集客能力は凄いなぁと毎度感じます。それでも宮司が成田市郷部の埴生神社にお世話になっていた2@年前を思うと少し物寂しさを覚えますが。
 さて、新年会の前に今年4月の神社庁役員改選と連動した当支部の役員改選について臨時総会が開かれました。
 素案は昨年11月に開催した役員会で作っており、総会の承認を経て決定となります。
 次期支部長には不肖当職が就任する事となり、それに伴って千葉県神社庁理事にも就任します。
 副支部長は現事務長の印西市船尾宗像神社宮司の船穗正幸氏。事務長には成田市埴生神社宮司の宮崎慶治氏が選任されました。任期はこの4月より3年となります。
 新役員就任早々に今上陛下の御譲位と新帝陛下の御即位があります。そのような重儀と奉祝の時に重き役目を頂くのは誉れの上ことさらですが、その責任の重さにも身の引き締まる思いでいっぱいです。
 当社での印旛支部長就任は先代宮司から約30数年振り。千葉県庁内にあった千葉県神祇会がGHQの指令により千葉県神社庁として分離。各郡毎に支部が創設されましたが、印旛支部初代支部長は先々代宮司の郡司勇でした。
 その支部運営は非常に円滑であったと今も先輩方に聞き及んでいます。節分が過ぎましたらお墓まりに行き支部長就任の報告とお力を頂きたく頭を垂れて参ります。


 
太田の権現様 [平成31年1月15日]
 兼務社である佐倉市太田鎮座の熊野神社。通称「権現様」で1月の大祭を奉仕しました。
 「1月の」ということは他にも大祭日がありまして8月15日でございます。
 寒い盛りと暑い盛りに大祭を齋行するという、なんとも神主冥利に尽きる日程です。
 権現様は子授けに御神徳が高いといわれており、御殿裏の納所には男根を模した様々な種類のものが奉納されています。
 子授け祈願の参拝としては、御殿前でのお参りの後に裏の納所に回り男根を一つ借り受けます。
 それを自宅寝室に祀り、見事懐妊と出産のあかつきには新たに1本男根を作成し、借り受けたものと合わせて権現様にお戻しするのです。
 なので、納所の男根はどんどん増えることになり、今日納所をのぞいてみると真新しいものが数本見受けられました。新たなる命の誕生を感じる瞬間です。
 祭典は年2回ですが、御神札と御守は神社近くの長屋門がある宮間総代のお宅で通年頒布しておりますので、ご希望の方はおこし下さい。

祭典は開けっぴろげなので寒いのなんの

納所の男根群
 
祝・成人 [平成31年1月14日]
新成人の皆さん、おめでとうございます!
 今日は成人の日。多くの自治体で昨日、若しくは今日に成人式が行なわれました。
 雪国などでは夏季に行なわれるところもあるようですが、やっぱり成人式といえば寒さのなかでやたらと元気の良い新成人が集まっている姿が似合います。
 今年度成人を迎えたのは全国で125万人。昨年よりも2万人の減だそうです。
 因みに当地佐倉は1670人で昨年より9人増。千葉県内だと10番目だとか。上位は千葉市を筆頭に県西部が占めております。
 さて、当社の巫女さんも成人を迎えた子がおり、式の後に神社にお参りに来ました。
 もともと袴の似合う子でしたが、振り袖姿はまたよく似合うこと。普段の奉仕時にはメイクも薄めですので今日はやたらと大人びて見えました。
 この春より看護師として社会人になります。学校で学んだこと、神社の奉仕で身についたことを存分に発揮して欲しいですね。活躍に期待します。
 新成人の皆さん、親のすねをかじるところはかじり、自立するところは今まで以上に自立してこの国を担う人となって下さい。

おめでとう(^o^)
 
マンション改修工事安全祈願祭 [平成31年1月13日]
 昨日の氷雨が嘘のように今日は良い天気の佐倉。雲一つなく晴天が広がっています。本当に気持ちが良いですね。
 今月2回目の戌の日で三連休の真ん中でしたので、安産祈願の妊婦さんを始め各種の御祈祷が続きました。
 因みに今年最初の戌の日はなんと元日。なので安産の御守が例年の元日より多く頒布。好天の元日とはいえ妊婦さん方には冷えがなかったか心配したものでした。
 宮司はと言うとそのような賑やかな境内から南ユーカリが丘へ出向。京成ユーカリが丘駅前の大型マンションで大規模改修工事の安全祈願祭を奉仕しました。
 ユーカリが丘地区は山万株式会社が昭和46年に開発に着手。同54年の分譲開始より約40年以上が経ちましたが、千年優都のモットーの下、持続的な開発が進められています。
 今回の改修工事もその一環で、マンション管理組合が施主で山万系列の会社が工事に携わります。
 このマンションと敷地は当社で造成と地鎮祭の奉仕をしており、もう改修工事をする年月が経ったのかと感慨深いものがありました。
 工事の期間は約半年。無事な完遂を心よりお祈り申し上げます。

山万株式会社
http://www.yamaman.co.jp/

マンション内集会室で齋行


 
氷雨に思う [平成31年1月12日]
 鈍色の重い雲のした、今夜半から降るはずだった雨が早まり、昼前から氷雨となりました。
 約3週間ぶりの降雨。東京では初雪になったようですが、佐倉は凍える気温の割には雪にはなりませんでした。
 今日から成人の日まで三連休。朝から多くのお参りがあり家内安全や厄除祈願の御祈祷が続きました。
 今日の祈祷番は智勇権禰宜。昼ご飯の時間もなく、そのぶん若さで乗り切ったようです。夕食には美味しいものを食べさせましょう。
 今日の宮司といえば今年最初の神葬祭のご奉仕で午前中いっぱい出向しておりました。
 今日ご奉仕した方は40代前半の方。昨年最後の奉仕は40代後半の方でしたので、年を挟んで40代の方が続いたことになります。
 昔より、親より早く旅立つのは最大の親不孝といわれてきましたが、悲しいのは親もご本人も同じ事。
 平常心としてご奉仕をしていても、遺族の方の姿を見るに胸に迫るものがあります。今日の氷雨は涙雨だったのでしょうか。
 葬祭の奉仕も納めて当家の方々にご挨拶するとき、「いいお式をありがとうございました」とお話を頂くことがあります。
 涙の奥にうっすらと笑顔を浮かべてくれて。そのお顔が次への励みになります。
 御霊が安らからんことを心より願い申し上げます。

葬祭の装束は鈍色です
 
鏡開き [平成31年1月11日]
 新年の行事が続きます。今日は鏡開き。御供えした鏡餅を開く日です。
 年末28日か30日に御供えした鏡餅は昨日10日の夕刻に下ろし、今日の鏡開きを待ちます。
 この際、刃物は使わず小槌や大槌などでお餅を打ち、割ることによって「開く」というのです。
 お餅、特に鏡餅は年神様の依代として御供えする、いわば御神座。お正月中に家の中に臨時に設置される神社のようなものです。
 なので神様の御神座を刃物で切ることは忌み嫌うので上記の道具を使うことになります。
 当社では本殿と宮司宅の神棚に供えた鏡餅を宮司が大槌を持って開きました。
 関東地方は昨年末より雨が降っておりません。なので乾燥注意報が継続して発令されており、鏡餅もほどよくひび割れて、カビも生えておりませんでした。
 場所によっては開いた鏡餅をお汁粉にするところもあるようですが、当社はより乾燥させ揚げ餅にします。
 揚げ餅ってついつい食べ過ぎるんですよね。宮司は結構小食なので注意したく思います。
 因みに真空パックの鏡餅は中のお餅を食べた後、そのパック類と紙の三方は可燃ゴミで処分して頂きますようお願い致します。
 形は鏡餅であっても中身は空ですので、神社ではお預かりしておりませんのでご注意下さい。

せーの!

見事に開きました