七峯の丘から
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額に汗して大祓!? [令和7年6月30日]


 昨日に続いて暑いです。昨日と言いますか、ずっと暑いですよね。本当に梅雨はどこに行ってしまったんでしょう。
 この暑い最中ですが、千葉県内では白子町の約360軒で停電が起こっていると、千葉日報ウェブニュースで流れました。
 数日前も佐倉市と酒々井町、そして八街市の一部で停電が起こっており、この暑さが原因なのではと。
 この先、秋口まで高温が続くとされる今年の長期予報。秋口って言うと100日以上も有るんですよ。
 それを聞いただけで暑さ倍増。皆さん、命あっての物種です。無理はせずに休むときは休む。ちゃんと水分補給をしましょうね。
 そう書いておりますが、今日の午前10時からの地鎮祭、日陰が全く無しで倒れるかと思いました。
 この時期の地鎮祭、祭典後に施主さんから冷えた飲み物を頂くことが良くあります。本当に有り難いです。
 それも車中で直ぐに飲み干し、袴を着けたままではありますが、コンビニエンスストアに寄る事も儘に。
 以前は躊躇した事も有りましたが、今はそうも言っていられません。
 因みに午後から開店の出張祭典に出向した智勇権禰宜。余りの暑さに帰り道でミニストップに寄り、ソフトクリームを食べたそうです。
 ミニストップのソフトクリーム、美味しいですよね。宮司も好きですが、甘さの喉ごしはどんなもんなんでしょうか・笑
 さて、今日は夏越しの大祓。麻賀多神社では午後5時半より参道に設置している茅の輪前で、大祓式を齋行します。
 只今午後3時を少し過ぎたところ。この時間帯も人形(ひとがた)を受け、また持参する方が続いております。
 受け付け終了は社務終了時間の午後5時。その時間ギリギリに来社される方もいるので、受け入れる方としてもこれから臨戦態勢に入ります。
 過去にはしとしと雨の空模様の年も有りまして、傘を差しての茅の輪くぐりも行ないましたが、今日はその心配は無用そうですね。
 そのかわりに大祓詞(おおはらえことば)を奏上する約6分間は、額に汗をすることが確実で、拝をする際には玉の汗が参道に石畳に滴ることでしょう。
 因みに宮司でございますが、何が原因かは不明なれど昨日の午後よりぎっくり腰の様な症状が出てしまい、現在コルセットを巻いております。
 なので90度の拝が出来ない常態でして、痛みが出ないように作法も普段よりゆっくり目です・苦笑
 
夏詣準備中 [令和7年6月29日]

「春陽!!」

「下書き」
 今日の千葉日報1面は、4年前の6月28日に八街市で起きた飲酒運転事故関連でした。
 画像は黙祷をする北村新司八街市長を始めとする市幹部の皆さん。事故の起こった時刻だそうです。
 この事故では児童5人が死傷するという痛ましいもので、運転手は飲酒運転が常態化していたといい、事業所のトラックということはその会社も責任を負うべきと思います。
 運転手は裁判でも「今後飲酒をするかも」と言う始末で、裁判官にたしなめられる始末。
 こういう人っているんですよ。そして更生は無理だと思いますね、絶対に。
 明後日7月1日から「社会を明るくする運動」が1ヶ月に渡り行なわれます。
 これは犯罪を犯した人の更生と社会復帰を目的としたもので、法務省と全国自治体、そして保護司が参画します。
 宮司も保護司の端くれですが、上記のように更生が無理な人は無理な話で、それに寄り添ってなんてまっぴら御免です。
 この事故以降も飲酒が原因の事故が続いています。飲酒が悪いわけではないんです。飲酒して運転するのが悪いんです。
 昨日の新聞には佐倉市王子台での飲酒運転が摘発された記事が載っていました。
 飲酒運転、遠いところの話では無く、いつ身近にそれが原因で事故に巻き込まれるかと考えると、今よりももっと重い厳罰が必要ではないでしょうか。
 さて、明日は夏越しの大祓。今日も多くの方が人形(ひとがた)を受け、そして納めています。
 半年分の罪穢れを祓って、清清しく年の後半を迎える。流行病以降、随分と定着してきましたね。
 定着といっても大昔から行なわれている行事ですので、それまでの広報活動がよろしくなかったのか、やはり流行病による心理変化なのか特段分析は致しませんが、見えないものへの畏怖というのは大事ですね。
 そんななか、新しいお参りの形として、平成26年(2014)に東京の浅草神社から始まった「夏詣」というものがあります。
 これは先述の夏越しの大祓の翌日、残り半年が始まる7月1日から行なわれるもので、今年は全国で565の神社と25の寺院が参画します。
 当社では平成30年(2018)より毎年参画しており、夏詣御朱印やむすびの短冊の頒布を行なっております。
 夏詣の期間は社寺によって違いまして、当社では7,8月の2ヶ月間。それを前期と後期に別けてそれぞれの御朱印をお出ししています。
 今年の前期(7月)は西瓜のお船に乗った生き狛犬の珠京と令麻、そして孫の春陽が天の川を下っている様子。
 因みに春陽は今年5月のしあわせ月もうで御朱印にも登場しており、その時も飛ばされそうなシチュエーション。
 実際の春陽くんはとってもヤンチャで、物音がすると直ぐに駆け寄ってくるひょうきん者。
 そういうイメージが禰宜画伯の中で膨らんで、描き上げの姿になったのかもっしれません。
 明日は大安日で外祭がいくつかはいっております。そして夏詣の最終チェックからの夏越しの大祓と、時間との闘い。少し早く起きようかな。

夏詣 https://natsumoude.com/
 
奥宮で寛ぎ [令和7年6月28日]

「お寛ぎ中です」
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダ4頭が今日、関西空港より特別機にて中共に返還されました。
 この子達、日本生まれのに日本育ちなのに「返還」。何か変な感じですよね。
 パンダは基本、中共の国家財産でして、「協働繁殖研究」との名目で中共より貸し出しをされているんです。
 なので日本で生まれ育ったとしても中共のものになり、先日は神戸の動物園で飼育され昨年亡くなったパンダが剥製の形で返還されました。
 今回の4頭返還で残るは上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」のみになり、この子達も来年2月に返還予定。
 そうなると日本にはパンダが居なくなるわけで、東京都と中共で協議が続けられているそうです。
 これを中共の「パンダ外交」と呼びますが、ネット上では「中共に屈するならもうパンダはいらない」という意見も多く上がっています。
 さてどうなることやらですが、パンダは可愛いけれどただでさえ中共に遠慮がちな今の日本外交を見ると、暫くは「0」状態でも致し方ないのかなと思う宮司であります。
 さて、気象庁は昨日27日に近畿・中国・四国・九州北部と南部で梅雨明けしたとみられるとの発表をしました。
 これでいうと九州南部以外は、昭和26年以降で最も早い梅雨明けになるそうです。
 今日も晴天というか、完全に夏の空の佐倉。気温も35度越えで猛暑日となりました。
 午前中には地鎮祭の奉仕があり、竹林が近くにあり比較的風が抜けて助かりました。そして鶯が元気に鳴いておりました・笑
 帰社後は夏越大祓の人形(ひとがた)受け付けなど、本日巫女さんお休みのため社頭対応を致しまして、あっという間にお昼となりました。
 この暑さだと境内を住まいにしている狛猫も日中は姿を現わすことは殆ど無く、いても人目に付かない木陰で寝ております。
 やっぱり猫って、涼しいところを探すのが上手ですよね。そして気持ちよさそうに寝ております。
 夕刻ですがお賽銭回収で境内を回ると、奥宮に何かいる。よ〜く見てみると、キジトラの狛猫が寛いでおりました。
 ただね、この場所って夕方は西日が当りまして、他にも涼しい場所は有るんだけどなぁと。
 まあ、寛いでいる分には本人は幸せなのでしょうから、驚かさないようにお賽銭を集めてから、「またね。おやすみ。」と声を掛けて来ました。
 明日も暑い予報の佐倉。もしかしたら数日後には「関東地方、既に梅雨が明けておりました」と発表があるかもしれませんね。
 いずれにしても、熱中症にはご注意を。適度な休息と適宜な水分補給をお忘れ無く。
 
玉蜀黍美味しかったね [令和7年6月27日]

「良くお参りでした」
 今月は何かと忙しかった、用事が詰まっていましたね。今月だけでは無いのですが、新年度に入って新たなお役目を幾つか頂き、3月からこの方ずっと走ってきた気がします。
 会議などで出る機会も多くなったので、その分に職員の負担も大きくなり、なるべく公休を取らせるためにも、宮司のワンオペ日が増えております。
 ワンオペだと何かと忙しないのですが、社頭対応をしながらその辺の細かい仕事も出来るので、それはそれで良いのかもしれませんね・笑
 来週月曜日には夏越しの大祓式が午後5時半より、境内参道中央にて齋行します。
 その前に土日を挟むので、人形(ひとがた)を受けに来る方もかなりな人数になるのではと。
 明日土曜日は崇敬頂いている建設会社さんの依頼により、ちょっと遠目の所まで地鎮祭に出向予定の宮司。
 その間は智勇権禰宜がワンオペで社頭対応に当るので、地鎮祭の祭典後は安全運転で速やかに帰社できるよう頑張ります。
 その地鎮祭の準備をしつつ、ふと境内に目をやると先生に引率された子供達の姿が目に入りました。
 引率の先生は佐倉幼稚園の伊豆永園長で、園児さん6人ともう一人の先生、みんな揃って8名がお手水のところで手を洗っていました。
 お散歩や探検で神社に来てくれる佐倉幼稚園のお友達。今日は正面の石垣階段を頑張って上がってくれました。
 宮司がかけつけると伊豆永先生からご挨拶を頂き、続いて園児さんが「とうもろこしありがとうございました。とってもおいしかったです」と元気な声でお話をしてくれました。
 実は一昨日の事になるのですが、氏子さんより大量の玉蜀黍(とうもろこし)をご奉納頂く事になり、事前に何本くらい入りようか問い合わせがありました。
 そもそもどれくらいの量があるのかと返信しますと、なんと1000本!?という数。
 これは尋常じゃ無いし、そもそもなんで1000本もの玉蜀黍がと聞きますと、お母さんの実家の畑を借りて自作したもので、神社への奉納の他に知り合いへ配っていると。
 そこで閃いたのが、佐倉幼稚園の皆さんにもお裾分けが出来ないかなと言うお話し。
 なので思い切って100本下さいと返しまして、ものの1時間ほどで午前中に収穫した瑞瑞しい玉蜀黍が3箱届いたのです。
 早速、麻賀多様の大前に御供えをして、そのうちの一箱を智勇権禰宜が母校である佐倉幼稚園に持参。
 既に園児さん方はお帰りの後だったので、昨日に配ってくれたんだと思います。
 今佐倉幼稚園に在園している園児は7名。今日は一人お休みだったのかな。
 来年3月にこの子達が卒園すると、110年を誇る佐倉幼稚園もその歴史に幕を下ろすことになります。
 少子化の波と令和元年から行なわれている幼児教育の無償化により、入園者が激減した佐倉幼稚園。
 佐倉市内の公立幼稚園3園のうち、他2園は昨年度中に閉園が済み、残るは佐倉幼稚園となりました。
 ここまで来るまでには幼稚園と保護者、そして行政と各種団体との様々なことがあったのですが、敢えてそこには触れません。
 閉園となるのは寂しいですが、園舎などの次の利用や活用も考えているだろうし、まだ策定されていなければ幼稚園と縁のある神社として、若しくは地域住民の一人として参画しても良いのかなと考えて下ります。
 流行病前迄は毎年の節分祭に「子供まめまき大会」として佐倉幼稚園の園児を招待していました。
 建設中の新社務所、工事が順調に進めば仮竣工中ではありますが来年の節分祭の「豆打ちの儀」は2階テラスから行なう予定です。
 2階テラスだとお子さん方にはちょっと高いかもしないので、1階と2階の間に出来る舞台あたりからでも良いかな。
 そこから園児達が豆撒きして貰い、麻賀多神社と佐倉幼稚園の思い出を心に刻んで欲しい。そう願って設計もしたんですよ。
 
今年も夏詣酒 [令和7年6月26日]

「昨夕のお祓い」

「馬橋香取神社境内にて」

「麻賀多様の大前に」
 実はこの1日半ほど社務所のパソコンがネットに接続できませんで、メールの送受信はもとより七峯のアップも出来ない事態となっておりました。
 パソコンを再起動してもダメ。システムチェックしても異常なし。線はちゃんと繋がっておりWi−Fiも飛んでいてスマートフォンなどは正常に動く。
 なのにパソコンだけ何で繋がらないのと昨夕はほぼ諦め調子で、七峯は宮司のスマートフォンでアップしました。
 昨日の七峯はlafalaiseの兼坂オーナーに関するお祝いのお話しだったので、もう少し丁寧に書きたかったのですが、スマートフォンだとやはり文章は打ちにくく、また夜は佐倉七福神会の役員会があってので走り書きみたくなって仕舞いました。
 さて、やっとネットも繋がったところで、こういう時に限って重要なメールが入っており、その返信やら対応にあたふたした宮司。
 只今午後6時。その対応が一息ついたので七峯を書く時間となりました。
 これも昨日の話になるのですが、麻賀多神社御神酒醸造元である酒々井町馬橋の飯沼本家で午後4時半より、日本名門酒会主催の「夏詣酒」出荷安全祈願祭をご奉仕して参りました。
 このお酒は、夏越しの大祓をして心身共に清められた後に吞むものとして、同会が企画したもの。
 飯沼本家では5年前より参画。2月の立春今朝搾り酒を共に、楽しみにしているユーザーが沢山いるんですよ。
 昨夕の祭典で今回出荷する夏詣酒全てをお祓い。続く今日は実際の出荷に対して酒販店の皆さんに馬橋香取神社で夏越しの大祓を行ない、お酒を積んだ車も1台ずつお祓いを致しました。
 今回の出荷は約70店舗の酒販店が
関わっており、午前6時より一時間おきに3回、大祓と車のお祓いを行なうハードなもの。
 2月の立春酒の時も同じく祭典奉仕を車のお祓いを行ないますが、この時は季節がら午前6時はまだ真っ暗で、薄明かりの中で祝詞を上げるのが大変。祝詞の文字が見えないんです・笑
 それに比べると夏詣酒の方が寒くも無いし明るいので、肉体的にハードであっても気持ちが楽ですね。
 お祓いした夏詣酒は明日より酒販店の店頭に並び販売開始。飯沼本家の売店「まがりや」でも販売するそうですので、皆さんもどうぞお楽しみ頂ければと思います。
 因みに頂いてきた夏詣酒は麻賀多様の大前にお供えしており、今月30日午後5時半から齋行するの夏越しの大祓が済みましてから、宮司家の夕餉でお下がりを頂きます。
 それまではがまんがまんで楽しみにしつつ、今週末も元気で神明奉仕に勤しみますよ!!
 
シェフの結婚報告祭 [令和7年6月25日]

「お式はお店の正装で」

「お二人の玉串」
 予報では台風2号からの熱帯低気圧で土砂降りだったはずの佐倉。スマートフォンの天気予報でアメダスを見ますと、佐倉市でも上手い事にお宮の周りを雨雲が避けていきまして。
 市内でも西よりでは降った時間もある模様。白井市や八千代市では短期間の大雨が降ったようです。
 昨日から心して大雨に備えておりましたが、それもひと段落かな。夜半に掛けてはひと雨ありそうなので、御殿まわりを今一度点検をしたいと思います。
 昨日のお話になりますが、京成佐倉駅近くでフレンチレストランlafalaiseを営んだいる兼坂英司さんとお嫁さんの結婚報告祭をご奉仕致しました。
 兼坂シェフはフレンチの修行をフランス本国で行い、帰国後に数店で厨房に立ったのち、生まれ故郷の佐倉でlafalaiseを開店しました。
 店名のlafalaise(ラ・ファレーズ)はフランス修行時代のお店の名だそうで、日本語に訳すと「崖・がけ」という意味。
 崖と名付けたお店、日本ではなかなかお目にかかりませんが、フランスのお店の中庭には綺麗な断層があるので店名になったんだとか。
 宮司家も時折りお邪魔して兼坂シェフの腕前を堪能させて頂いており、印旛女子神職会のお楽しみ会食の会場となった事もあるんですよ。
 兼坂シェフのお料理、素材へのこだわりは本場フランスからの物と地元佐倉や千葉県産を中心に、お野菜は自分で栽培したものも。
 茸への愛着も素晴らしく、メニューの説明には禰宜画伯と茸談義になる事もしばしば。宮司はその話を聞きながら暫し冷えた白などを頂いております。
 今まではシェフのワンオペでしたが、これからはお嫁さんの時間を見てお二人でお店に立たれるそうです。
 流石に昨日はお店はお休み。なので今夜お祝いも兼ねて伺おうと思ったら、佐倉七福神会の役員会が入っていた!!
 お祝いと兼坂シェフのお料理は日にちを改めて伺う事となりました。待ち遠しいなぁ・笑
 お二人の幸せとフレンチレストランlafalaiseのご繁盛を心よりお祈り申し上げます。


フレンチレストラン lafalaise
https://lafalaise.jp/
 
銀杏の生理落果 [令和7年6月24日]

「暑いはずです」

「葉も茂りましたね」

「生理落果です」
 一昨日投開票が行なわれた東京都議会議員選挙。予想以上に自民党が議席を落としまして、議会第1党を都民ファーストの会に明け渡しましたね。
 大方の予想では結構いけるんではとありましたが、宮司はそうは読みませんでした。
 そしてこの結果が即に来月行なわれる参議院選挙に直結するかというと、それも無いんじゃないかなと。
 都民ファーストの会はあくまでも都議会議員の団体(都内地方議員はいるかも)であって、国政には打って出ていません。
 都議会自民党は都民ファーストと公明党と共に小池百合子都知事の与党で、自民党が議席を減らそうが都民ファーストがその分伸びれば議会運営は問題なし。
 今回都民ファーストに投票した方が、参議院選挙でどこに入れるかが大事になって来ます。
 保守系と言われる国民民主党、また参政党に流れるのか、自民党に来るのか、それも候補者と選挙公約によって変わってくるでしょう。
 第27回参議院議員選挙は7月3日公示の、20日投開票が閣議決定されました。
 いずれにしても大事な1票を無駄にしないよう、期日前も含めて投票しましょうね。
 台風2号が発生して北上。あっという間に熱帯低気圧に変わるようですが、明日25日は関東では大雨の予報が出ております。
 復活した梅雨前線とも相まって活動することも考えられるので、皆さんにも出勤や登下校にご注意頂き、若しもの備えを確認してみて下さいね。
 その台風から梅雨前線に吹き込む生ぬるい南風で、今日も蒸し暑い佐倉です。午前中に帰幽一年祭の奉仕を霊園で奉仕しましたが、背中に幾筋もの汗が流れました。
 夕方、日本テレビ系列のニュースエブリの天気予報では、なんと当地佐倉が関東地方では一番暑かったそうです。
 こう暑い日が続くと境内の公孫樹(いちょう)は、まだ未熟な青い銀杏を落とすようになります。
 これが始まると夏も近いなと感じるのですが、青い実がよく落ちる年は銀杏が豊作の事が多く、実が成りすぎているので公孫樹自身が落としているもんだと思っておりました。
 一応調べますと、こういう現象は「生理落果・せいりらっか」と言うそうで、実際にはその原理は判っていないそうです。
 なので、上記の宮司の予想というか考えはその根拠が無くなってしまうのですが、そうではあっても麻賀多神社に赴任して26年。
 宮司に就任して25年間、毎年公孫樹の有り様を見て来た身としては、豊作の年に成りすぎた銀杏を事前に落としていると言うことにしておきたく思います。
 只今午後5時。今日はこれから千葉県神社庁印旛支部の役員会が当社社務所で開催されます。
 今の社務所での支部役員会はこれが最後かな。若しかしたらもう1回くらい有るかもしれませんが、支部長として議題を纏めて参ります。
 
下田あじさい祭り [令和7年6月23日]

「月もうで御朱印に似ていますね」

「今月の月もうで御朱印」

「暑さで焼けています」

「下田市内が一望です」
 本日の七峯、初の試みと言いますか、前日の22日に書いております。それも特急踊り子12号の車内から。
 今までも移動中の電車内よりアップした事は数知れずですが、前日に書いたのは初めて。
 その日の旬な内容を上げる事をセオリーにしている七峯ですが、本日23日は午前中に千葉県神社庁定例協議員会。午後には神道政治連千葉県本部定例代議員会。
 そして夜には今夏の参議院議員選挙に千葉県選挙区から出馬する豊田俊郎議員の総決起集会が、豊田議員の地元であり、佐倉市西隣の八千代市で開催。
 そちらにも神政連として参加をしますので、時系列的なスケジュールを鑑みても、七峯を書く時間がございません。
 22日に投開票の東京都議会議員選挙の結果も気になりますが、只今は午後5時半。
 なので、都議選のお話は24日の七峯に反映されるとしましょう。多分ね・笑
 21日午後から久しぶりのお休みを頂いた宮司と禰宜画伯。お休みの時間が取れる算段がついたのが20日の夜。
 それからネットをフル活用して、どうにかこうにか湯河原に宿が取れまして、21日の七峯にアップしたように摂末社付近の大掃除をしてからシャワーを浴びて総武線快速に。
 途中、東京で東海道線に乗り換えて、夕方4時くらいに湯河原到着となりました。
 湯河原は年に何度かお世話になる温泉街ですが今回のお宿はお初でして、お食事も地元産の食材を使ったもので、シラスや桜海老が特に美味しかったです。
 温泉地は数あれども湯河原を訪れる機会が多いのは、泉質が合うのと佐倉からだと乗り換えが一回で済む事。
 このところ絵入の御朱印原画を描く為にお篭りだった禰宜画伯を、天岩戸神話の如くアトリエから引き出しまして兎に角リフレッシュを。
 来月の「しあわせ月もうで御朱印」と夏越の大祓からの「夏詣御朱印」の作画中な禰宜画伯。
 今のうちに気分転換をしませんと、疲労がピークに達したらそれこそお宮の一大事。
 通常の年間スケジュールに、今年は新社務所建設とそれに伴う境内内でのお引っ越しがあるので、半強制的にリフレッシュをさせます。
 22日の午前中にチェックアウトを済ませて一路、湯河原から一駅の熱海に向かいます。
 観光地として復活した熱海。駅周辺で目につくのは大学生あたりの若年層とは時代も変わった感ですね。
 熱海では以前にもお世話になった陶芸教室で、素焼きのご飯茶碗に絵付け。画題はもちろん生き狛犬で春陽と桃香を描きました。
 そこからなんですが、絵付けは通常1時間くらい掛かるのを、禰宜画伯は下絵も描かずにいきなり筆書きなのでお茶碗2つで45分。
 午後の時間がまるっと余りまして、それなら熱海から下田へ足を伸ばして「下田あじさい祭り」に行こうと。
 途中を省きまして祭の会場となる下田公園には300万輪の紫陽花が咲き誇りと下田観光協会のHPにありまして、公園に着いて山肌を仰ぎ見ると確かに凄い。
 散策路を登り始めて判ったのが、陽当たりの場所は葉の繁りは良いのですが、花は咲ききらずに一部は灼けている状態。
 登るに連れて気温も下がって来て、多くの花が開くようになっていました。
 感じが今月の「しあわせ月もうで御朱印」とそっくりで、来て良かったなと、ここでは心が和みました。
 下田公園は国内でも有数な紫陽花のメッカ。多くの観光客が訪れている中で、中国系の方もかなりいましたね。
 まああのギャーギャー声はいつ聞いても興醒めするのですが、映える写メを撮ろうとシャボン玉なんか始められた時には「さっさと帰れ」と思うのは万人と違うのでしょうか。
 さて、宮司と禰宜画伯を乗せた特急踊り子12号、そろそろ武蔵小杉に到着しましてそこから総武線快速直通の横須賀線に乗り換えます。
 佐倉に着くのは午後8時半くらい。充電をさせて頂いたので明日から(今日23日)からも、神明奉仕に勤しみます。
 
今年の渡御熟考中 [令和7年6月22日]


 アメリカ軍がイランの核施設3ヶ所を空爆したと速報で入りました。昨日にはアメリカ本土よりバンカーバスター搭載可能なステルス型B2戦闘機が複数機飛び立ったとあり、その行方が注目されていました。
 イスラエルとイランの交戦に直接的な関与を示さなかったアメリカは、ここで大きく舵を切った事になります。
 今回の爆撃がどのように作用するか、原油の殆どを中東に依存している我が国は対岸の火事ではなく、当事者的な立場でもありますよね。
 兎角体たらくな石破政権とお話にもならない岩屋外務大臣に、今の国際情勢に対応できる能力と思想があるとは到底思えません。
 宮司は神道政治連盟千葉県本部支部としての自民党員ですが、今の政権には1日、いや一分一秒でも良いので交代してほしい。
 来月5日の麻賀多神社総代会を前に、10月の御例祭に関して大神輿渡御の時刻表を作成しております。
 宮司に就任してからこの方、渡御時刻表は多少の変更はありましたが、式年祭などを除いては前例踏襲で提示をして来ました。
 ただ、佐倉の秋祭りと称する御例祭3日間、年々増加する来場者に御旅所のある新町通りでは、御神輿が時間通りに渡御をする事が出来ず、氏子町の山車や御神酒所も前に進めない状態となっております。
 大神輿に関しては昭和50年代中頃まで渡御をしていた氏子町に、その後何かしらの理由で渡御が行われなくなった所があります。
 この2年間ほど宮司と当該町内の氏子総代、そして大神輿渡御に携わる鏑木青年会とで協議を重ね、当該町への渡御復活の為、また先に記したように観客雑踏を考慮した時刻表の概要に見通しが立ちました。
 詳細は来月の総代会にて原案承認の後に「お知らせ」でアップする事にしまして、原案作成にあたりここ数年の渡御時に町内間に掛かる時間をしっかりと計ってくれた青年会世話役に感謝しております。
 今年の還御は10月12日。無事な還御と直会が出来ますよう準備に勤しみ、また皆さんのご協力も重ねてお願い致します。
 
判りづらいけどビフォーアフター [令和7年6月21日]

「草取り開始」

「草取り終了」
 TOKIOの国分太一さんがコンプライアンス違反をしたという事で、昨夕に日本テレビの社長が会見を開きました。
 TOKIOの看板番組である「DASH村」関連での出来事らしいのですが、コンプライアンスといっても定義は広いし、会見で繰り返された「プライバシーに関する事なので」とは余計に分からない。
 週刊誌にスッパ抜かれは前にとの感じなのかなと、会見の模様を伝える日テレのニュースエブリイを見て思った宮司であります。
 中居正広さんとフジテレビの件も何だかよく判らないままズルズル来ちゃっていますが、テレビ業界って怖いところなんですね。
 さて、今日は夏至。一年で一番長くお日様が出ている日でして、本日の日の出、千葉市のデータになりますが午前4時24分。
 日の入りは午後6時58分と、約14時間半に渡って水平線上にお日様の光を頂く日なんでして、その恵と合わせて熱中症対策も忘れないようにしましょうね。
 梅雨前線が出来ては消える今年の梅雨。ここ数日は30度くらいが続いて、おかしいかな幾分過ごしやすくなりました・笑
 今日は午後から外出の予定があり、前後のスケジュールをみてもピンポイントで今日の午前中に決行しようと心に決めていた事があります。
 それは何かと申しますと、境内摂末社付近の大掃除。掃除なんて毎日やっているでしょうと言われればその通りなのですが、職員欠員の現在、境内東側の摂末社エリアにはなかなか時間を割く事が出来ませんで、心苦しい思いをしておりました。
 朝拝からいつもの家事をこなしまして、巫女さんと御殿正面から鳥居にかけて箒での掃き掃除で、一発目の汗をかきます。
 巫女さんはここで社務所に戻りまして、祈祷番の智勇権禰宜と御朱印や大祓の人形(ひとがた)対応となります。
 そしてやって来ました摂末社付近の大掃除。宮司の服装、久しぶりに本物の作業着で、剪定鋏と鎌に箒と塵取りを携えて熊笹と春紫苑が繁茂している場所に分け入ります。
 熊笹は剪定鋏で、抜けない草は鎌で、春紫苑は引っ張って抜いてから土を落として、佐倉では月水金に回収される可燃ゴミ袋に入れやすいように20センチ程に切り揃えます。
 摂末社では末社の疱瘡神社の御神像2体の奥に一昨年に植栽した紫陽花5株があり、周りの笹や草の勢いに押され気味だったので、紫陽花の周りを刈り込みました。
 ただ、地肌が見えるほど草を取ってしまうと保湿が出来なくなり、多くの水分を欲する紫陽花には逆のダメージを与えてしまいます。
 今日の七峯には2枚の画像をアップしていますが、その違いはあまり判らないかもしれませんよね。これくらいが丁度良いんです。
 植栽した紫陽花のいく株かは脇芽も出て来ており、それは根が地中に張り出しているのを表しています。
 去年の夏に朝夕の水遣りを頑張った事が形になりました。今年の夏も水切れをしないようにバケツを両手に柄杓での水遣りを頑張りますよ。
 いずれの年にか麻賀多神社の境内に咲く季節の花に、大ぶりの紫陽花が加わる事を夢見て。