七峯の丘から
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飴ちゃんみっけ [令和7年5月22日]

「テーブルの上に」

「毎月21〜23日」
 蒸し暑いですね。昨日より気温は低いものの、社務所内の気温計では湿度が65パーセントを超えており、外ではもっと高いはず。
 佐倉市民憲章主催のハイキングが行なわれているらしく、数人の組での来社が午前中に続きましたが、皆さん大粒の汗をかきながら。
 参加者の年齢層も高めなので、「水分補給をしてご無理ないように」とお声を掛けました。
 このまま暑くなるのかと思いきや、今週末からは最高気温が22度前後と、ここ数日よりも5〜8度低い予報が出ております。
 やっと暑さに身体が慣れてきたかと思ったのに、なんともしんどいものですね。
 昨日に辞任した江藤農水大臣にかわり、小泉進次郎元環境相が就任しましたね。
 毎度の如く「資質がどうの」とか「世襲がなんだとか」言われておりますが、先ずはお手並み拝見と行こうではありませんか。
 今から10年前、第2次安倍政権下で自民党の農林部会長を務めた小泉氏ですが、その時に掲げた農協改革は農林水産省に骨抜きにされました。
 これをもって今回も期待できないという向きなのですが、それから経験も積んだでしょうし同じ尺度で測るのはどうかと思います。
 まあ本人は勢い良く「コメ担当大臣だ!!」なんて言っちゃってますが、農水大臣はコメだけやっていれば良いわけでもなく、中国が輸入を止めている日本産海産物についても手腕を発揮して貰いたいですね。
 毎度の如く枕が長い七峯ですが、最初に戻りまして、本当に蒸し暑いですね。
 椎の葉の入れ替えは終盤になって来ました。それに伴い、椎の小さな花の枯れ散ったものが毎朝に境内の地表を覆います。
 今日の麻賀多神社は宮司のワンオペ。社務開始より少し早く箒を持って境内掃除開始です。
 ものの5分と経たないうちに背中に汗が伝い、額にも滲むものを感じました。
 掃除自体は1時間ほどで終了し、おトイレの買う人を兼ねて用をたし(すいません)、直ぐさま水分補給。
 今現在は新社務所工事関係者用に社務所前に清涼飲料水の自動販売機が設置されていますので、塩分の入ったものを手軽に購入が出来るので助かります。
 い・ろ・は・すを飲んで一服付いたところで、ふと足元を見るとパイン飴が落ちておりました。
 こんな所にパイン飴?と暫し考えますと、今月3日に行なった新社務所上棟祭で舞台から撒いたお福分けだったのです。
 3日から既に20日近く経ちましたが、なんだか凄い昔のような気がして懐かしさも。
 上棟祭から数日はいろんな所でお福分けのお菓子などが見つかりましたが、まさか今になって。
 宮司、勿体ない性というかけちとも言われるかもしれませんが、中身を確認して大切に頂きましたとさ・笑
 因みに毎月21〜23日は猫の日御朱印頒布日。今日は月もうでの御朱印より出たかもしれません。
 多分お福分けのお菓子も食べたであろう、境内に住み着いて、皆さんに愛されている狛猫達のご先祖がモデルです。
 
青もみじの剪定 [令和7年5月21日]


 江藤農水大臣が辞任となりました。速報で流れたのがNHN朝の連ドラ放送中で、ヒロインの妹さんの戦死した許嫁の葬儀という場面。
 これにネット上は非難囂々でして、NHNだけではなく江藤大臣の発言がなければ速報は流れなかったと、まあその通りなのですが、何とか憎けりゃ袈裟まで憎い状態。
 国際NGO「国境なき記者団」によりますと、日本の報道の自由ランキングは調査対象の180カ国・地域で66位。
 上記のものは報道では無いにしろ、発言の自由はもっと上位になっても良いのではと思う宮司でございます。
 今日も南風が入って30度を超えた佐倉です。天気予報ではそこまでではありませんが、実際には真夏日になっており、境内掃除も直ぐに汗ばんでしまいました。
 ここのところずっと気になっていた事に、東参道入り口の青もみじの枝がありました。
 以前の七峯でも取り上げた東参道の青もみじ。その後スクスクと、そして例年以上に成長しまして、今年伸びた枝が車道の3分の1くらいまで出てしまうものも。
 神社東側を南方に通る道は車幅が狭く、そこを登下校する佐倉中と佐倉東高、そして朝早くには佐倉小の児童が通ります。
 道が狭い分、自動車は速度を落としますが、枝一本でも事故に繋がる危険性もあって、やっとですが今日の午後に剪定を行ないました。
 元来もみじの剪定は、葉の無い3月頃か枝葉が確りとした6〜7月に行ないます。
 それより少し早いですが、危険性除去と成長著しい樹勢を鑑みての作業でした。
 そろそろ草取りも本格的にやらなきゃとおもいつつ、今週は新社務所建設奉賛会の事務仕事に集中しますので、もう少し伸びた来週辺りに集中草取りを行ないます。
 
若葉のビフォーアフター [令和7年5月20日]

「アフター」

「ビフォー」
 お米発言の江藤農水大臣を石破総理は辞めさせるつもりはないらしく、野党も野党でそのままの方が夏の参院選に有利と迫力不足。
 こんなんばっかりだから政治不信が深まるのであって、そうさせているのは国民自身だとしたり顔でテレビのコメンテーターは言うわけですよ。
 今維新にいる前原さんは民主党時代に「言うだけ番長」とあだ名されましたが、コメンテーターの多くはそれ以上の言うだけでしてね。
 それだったら国会議員になりに立候補して、自身の政策を実現してみては如何でしょうか。
 葉の入れ替えが進んでいる椎の木もピークは過ぎたでしょうか。散れた葉に雄花とそれが付いていた軸がわんさかと降っておりました。
 先日に行った薫風のむすびマルシェの時が凄くてですね、一回の掃除で可燃のゴミ袋で5個分くらいに。
 以前は焚き上げたり腐葉土にしておりましたが、新社務所新築工事により境内での焚き上げが出来なくなり、来年3月に予定している竣工後も焚き上げは行わないので、妙策が見つかるまでは佐倉市酒々井町清掃組合のお世話になる事に。
 そんな現実もありますが椎の木それを知ったか知らずか、この一週間程で今年の新芽の色が随分と濃くなって来ました。
 葉が濃くなると梅雨が近づく合図。次第に湿気も多くなり幹の周りには見慣れない木の子が生えてくるんです・笑
 今年は偏西風が蛇行しているらしく、沖縄と奄美地方よりも九州南部の方が早く梅雨入りしましたよね。梅雨前線が停滞すると思わぬ大雨となる事があります。
 梅雨の雨が無いと夏には渇水だし、振り過ぎると災害や野菜の根腐れを起こします。バランスって難しいなぁと考えながら今日もせっせと落ち葉掃きをしつつ、葉の移ろいを楽しんでおります。
 
木更津にて華燭の典 [令和7年5月19日]

「良いねぇ」

「お祝いという事で・笑」
 今日はお祝いの話なのですが、その前にこんなことを書くのが本当に残念でなりません。残念と言うかさ、お前バカすぎるだろうと。
 お米のお値段が高騰しているのは皆さんご存知の通りでして、ロクに旨くもないカルロース米などを有り難くもと、自民党と農林水産省の政策が破綻している今。
 よりにもよって、農水行政のトップである江藤拓農林水産大臣が佐賀県での政治資金パーティーの席にて「支持者から頂いているので米は買ったことがなく、自宅に売るほどある」と。
 備蓄米放出の今にあって玄米に絡めてとその場を盛り上げようとの言い訳をしておりますが、さっさと辞めろ。
 宮司はこの4月より神道政治連盟千葉県本部の幹事長を承りましたが、自民党の支持団体とは言えもう無理。
 衆議院宮崎2区選出で保守派で知られた故江藤隆美総務庁長官の子息であって、民主党政権下に起こった狂牛病問題ではこれまた無能として知られる赤松農水大臣を厳しく追及しましたが、もうダメだよね。
 さて、昨日までの薫風のむすびマルシェには多くの方に来社頂きながら賑やかに仕舞う事が出来ました。
 そんな中ですが宮司は午後1時半の電車に乗りまして、向かった先は木更津。
 兄と慕う木更津総鎮守の八剱八幡神社宮司、八剱隆先輩のご子息でお宮の禰宜さんの華燭の典に招待を頂きました。
 アラフィフである宮司になりますと披露宴へのご招待は少なくなる年齢層でして、久しぶりのお席に心はずむ時間を過ごさせて頂きました。
 新婦さんは劇団四季に所属されていたそうで、宴の後半にはお仲間とのコーラスや新郎新婦のダンス披露、今では普通となったウェディングケーキのファーストバイトなど参列者も幸せになる時間でしたね。
 うちはいつになるのやらと思いつつ、八劍宮司さん設定の二次会に出まして、今朝に木更津から内房線。
 画像下は市原市菊間の八幡神社宮司である天羽さんと。真ん中は木更津市のマスコット「きさぽん」とでして、中には人はおりませんが、お二人の門出に幸多かれと。
 
薫風の中をどうぞ [令和7年5月18日]

「皆さんどうぞ!!」

「社務所前です」

「薫風特別御朱印」
 昨日は雨模様でしたが佐倉青年会議所(JC)主催の「第30回わんぱく相撲佐倉場所」が開催され、開会式後に土俵のお祓いを致しました。
 宮司も佐倉JCのOBでして、現役の際に創立30周年の記念事業として土俵造りにも参画しました。
 現在OB会長を仰せつかっており、今年佐倉JCが創立50周年を迎えることを思うと、もう20年経つんだなと感慨深いです。
 午後1時に帰社しましてからは薫風のむすびマルシェで奉納演奏をして頂いた佐倉囃子保存会の皆さんに社務所で合流。
 平野会長達と早速一献を傾けまして、お囃子やお神楽話を摘まみに楽しい時間を過ごさせて頂きました。
 昼の酒というのは効くもんで、早めの夕餉を頂いたら早めの就寝。よく寝たなと起きたところ、まだ夜の10時でした・笑
 さて、今朝も気持ち良く起床。いつもよりと付け加えた方が良いかもしれませんが、朝拝に境内に出ますと昨夜の暴風で辺り一面が椎の落ち葉で・・・
 朝食をとってから本格的な掃除に入ります。悲哀に汗が滲み始めますが今日も南風が入っており、程良く湿気を飛ばしてくれて助かりました。
 薫風のむすびマルシェの2日目は多くの出店があり、昨日に引き続いて佐倉囃子も境内に響いております。
 現在午前11時半。人出も多くなってきまして、各ブースには列が出来ているところもありますね。
 能登半島復興支援ブースは社務所前に開設しており、やはり「みさきわかめ」に人気が出ております。
 今回は昨年の好評を受けて少し多めに仕入れておりますが、昨日の雨も有るので今日で売り切れということはないかな。
 神社から佐倉城址公園に向かう途中にある旧大手門広場では「こそだちフェス」も開催されていますので、お散歩がてら風薫る佐倉を歩いてみては如何ですか。
 
雨ニモマケズの薫風マルシェ [令和7年5月17日]


 九州南部では梅雨入りをしたそうですね。通常だと沖縄と奄美地方が先に梅雨入りをするのですが、九州南部が先というのは観測史上初だそうです。
 これも地球温暖化の影響なのでしょうか。お空模様で言うと、平年並みの表現が何を表わすのか判らなくなってきております。
 いずれにしても、今年の夏も暑いのは言うまでも有りませんので、皆さんお身体は大事にしましょうね。と自分に言い聞かせる宮司でございます。
 西日本では警報級の雨が降っている今日、佐倉も雨模様となっておりますが、時折強く降ることはあれど曇りの時間も有ります。
 そんな今日から2日間、境内では「薫風のむすびマルシェ」を開催します。
 只今午前11時を過ぎたところ。薫風は午前10時からなので、もうやっているんですねぇ。
 予定では10軒ほどのお店が境内に出店する予定でしたが、今日は炭火焼き鳥の鈴乃屋さんと小さな箱cafeさん。そして自家焙煎珈琲かのんさんが雨ニモマケズ風ニモ負ケズの精神で出店をしてくれております。
 このフレーズ、宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」の書き出しでして、没後に発見された遺作のメモとして有名ですね。
 「ソウイフモノニ ワタシハナリタイ」で締めくくられ、最後まで主語(自分)が明かされない奥深い作品です。
 そして片仮名表記のため、ちょっとネットサーフィンをしただけでも色んな解釈が出てくるくらいなので、ちゃんと読んだら頭の中が混乱するかも。
 なので、やることが満載の今の時期より、新社務所が本竣工してホッと一息付けたら読む事に致しましょう。
 でも本竣工したらしたで、次にやることが始まっているんだろうな。それはそれでまた良しと。
 そうそう、佐倉囃子保存会の皆さんの奉納演奏もやってますよ。そして明日は晴れる。賑やかな薫風のむすびマルシェに、皆さん起こし下さいね。
 
能登半島復興御守 [令和7年5月16日]


 案の定というか、まあ正論ですねと言いますか、昨日の読売新聞1面と社説に出した「皇統の安定 現実策を」という女性宮家と女系天皇を認めるという提言について、各方面より非難囂々の嵐となっております。
 そもそも衆参議長副議長案としては男系男子がそもそも論であって、女系案を入れている、若しくは支持しているのは立憲と共産だけ。
 穏健保守調といわれた読売新聞ですが、昨日の1面はまるで朝日新聞か東京新聞を読んでいる感じ。どうしちゃんでしょうか・・・
 立憲の野田代表は大喜びだそうで、これを見ても野田さんは保守では無くあちら側の方だというのがよく判りますね。
 国会での議論も大詰めとなっており、少数派の立憲(実は党内の合意形成が出来ていない・笑)は皇室典範改正案の成立を邪魔しないで欲しい。邪魔するな。
 さて、麻賀多神社では久し振りとなる新しい御守を明日より頒布する事になりました。
 名前は「能登半島復興御守」と申しまして、七峯ではお馴染み、金沢石浦神社の長谷宮司がプロデュースしたもの。
 絵柄は2種類有り、能登のお祭りで担がれるキリコと輪島の御陣乗太鼓で、初穂料の一部を能登半島復興支援義捐金に充てさせて頂きます。
 この御守は当社のみならず、長谷宮司が進める復興支援に賛同した神社でも頒布をする事になっております。
 その中でも当社が一番早い部類に入っているらしく、頃合いを合せたように明日開催の「薫風のむすびマルシェ」前日に到着するという、何とも有り難く思います。
 この事をInstagramにアップしたところ早速問い合わせも有りまして、最先いいぞ!!といった感じで明日の準備をしております。
 ただねぇ、やっぱり傘マークが消えないんですよ。午後からは強い南風も吹くとの情報も有り、どうしましょう。
 それでも炭火焼き鳥の鈴乃屋さんと小さな箱cafeさんの2店は出店してくれるそうで、佐倉囃子保存会さんの演奏も決まりました。
 出来る人だけでもやろうよ。なんだか令和元年のお祭りを思い出す宮司です。あの時は大変だったけど、今となっては良い思い出。
 能登半島復興御守の初穂料は義捐金込みで1,000円です。皆さんのお力添えを重ねてお願い致します。
 
神社関係者大会で館山へ [令和7年5月15日]

「疑問しか残らない内容」

「早くもお弁当」
 昨日ですが、天皇陛下におかせられましては皇居内の水田でうるち米と餅米のお田植えをされたと今朝の新聞にありました。
 秋に収穫の後には伊勢の神宮に御献納され、また11月23日に皇居神嘉殿で斎行される新嘗祭にも供されます。
 日本人の主食であるお米を、同じく日本人の象徴である天皇陛下が御身ずから栽培される。尊くも有り難く存じます。
 その同じ新聞の一面には「皇統の安定 現実作を」とあり、内容は女系天皇まで認めるとの提言が掲載されていました。
 女系天皇を認めると言う事は、萬世一系の皇統を破壊するものに他無く、これを掲載したのが読売新聞という事に驚きを隠せませんでした。
 戦後、占領軍にて強制的に臣籍降下させられた旧宮家が11家ある中で、未婚の男系男子がおられます。
 この方々の祖父や曽祖父に当たる方々は、現在の憲法が施行された時点では皇位継承権を持っていたわけで、いつまで占領軍の呪縛に縛られていなければならないのでしょうか?
 長い間民間人との声もありますが、皇統に属する方々にはちゃんとした場所にお戻り頂くのが筋であるのは明白。
 左翼風情が発する聞こえの良い事を鵜呑みにしては、皇室そのものを瓦解させる一歩になりかねません。
 さて、今日は千葉県神社関係者大会が館山市の南総文化ホールで開催となりまして、千葉県神社庁印旛支部と千葉県神社総代会印旛支部合同でバスにより現地に向かっております。
 午後1時からの開会でして館山道も順調なので、かなり早く到着しそうな感じ。既にお弁当も頂きまして・笑
 印旛支部長の宮司は神社庁理事も兼ねておりますので、大会では執行部側になり、雛壇に座る事になります。
 お腹も出来上がっていますので、開会後30分くらい経ったくらいに睡魔が襲って来そうな予感。危ないですなぁ
 議事進行が滞りなく済むことを願いつつ、大会での眠気覚ましに15分程瞼を閉じると致しましょう。
 
三崎寺家のわかめ到着 [令和7年5月14日]

「大容量ですよ!!」
 何だかんだで大阪・関西万博も入場券が好調らしく、アンチというかネガティブな報道も随分と少なくなってきました。
 始まってみると掌返しが常套手段のマスコミですから、いい気なもんでございます。
 その関西万博で4月26日に行なわれたイベントが物議を醸しているのをご存じでしょうか?
 着物を取り上げたものなのですが、その第3部として事も有ろうに天皇陛下しか着用が出来ない「黄櫨染の御袍・こうろぜんのごほう」を、男装した女性モデルに舞台で着付けをしたという前代未聞。というか不敬極まりない事をしでかしたのです。
 主催したのは京都きもの学院京都本部で、この情報が出るやいなや猛烈な批判に曝されております。
 まあ言わずもがななのでして、黄櫨染とは天皇しか使うのことの出来ない所謂「禁色」。
 同学院が出した声明では「日本の伝統としての着物に関する啓発であって、天皇陛下の御装束そのものを忠実に再現したものでは無い・要約」なんだそうです。
 これってよりタチが悪いのです。問題となっているのは装束の形では無く「黄櫨染」という色。
 こちらさん、着物や十二単の文化を守り広めるとして1960年代に創設されたそうですが、あさはかというか伝統文化を壊しているわけで。
 万博の運営側とも企画内容の打ち合わせはしたのでしょうか。していたとしたら、万博側にも問題がありますがね。
 さて、この土日に境内で開催する「薫風のむすびマルシェ」。毎日、数時間毎に天気予報を見て、「どうにか曇りで持って欲しい」と願っている宮司です。
 その際に神社で開設する能登半島復興支援ブースで販売する「みさきわかめ」が、石川県珠洲市より本日到着致しました。
 能登半島の最先端である珠洲の地。日本海に面してリアス式の海岸が続いており、内海と外海の潮がぶつかることで複雑な海流と成り、その揺れが良質の海藻を育みます。海の揺りかごとでもいった感じですね。
 特に須須神社の鎮座している珠洲市三崎町寺家産の若布は一級品で、20グラム(乾燥状態)で500円するんですよ。
 昨年の薫風で初登場した際には直ぐに売り切れるほどの大人気を博し、今回は少し数を増やして80個取り寄せました。
 今回も須須神社の猿目千鶴権禰宜さんにお骨折りを頂き、本当に有り難く思っています。
 当日は現物を試食もして貰えるようにセッティングし、ひとかじりした時に口の中へ広がる若布の味とコクを実感して貰いたいです。
 そこで気になるのはお値段ですよね!!(テレビショッピング風に・笑)
 先程、20グラムで500円と書きましたが、今回は乾燥若布100グラムがなんと、義捐金込みで2000円というお値打ち価格!!
 そこになんと、北陸復興かけ橋御朱印第4弾まで付いてくると言う、大変お得なセットとなっております。
 もうこれは買うしかないですよね。迷っている暇はありません。売り切れ御免でさせて頂きます。
 今回の若布は今年3〜5月に寺家の漁師さんが海に入り手で刈ったもので、今期の若布漁は既に終了したそうです。
 これを逃すと次は来年まで手に入れることが出来ない(地元は除く)、大変貴重で美味しい珠洲三崎寺家産の若布。是非手にとってご家族皆で食して下さいね!!
 
椎の若葉がモリモリ [令和7年5月13日]


 今日も素晴らしい陽の光を頂きながら、朝を迎えた佐倉です。気持ちの良さが違いますね。
 との書き出しなのですが、実は目覚まし時計代わりに使ったいるスマートフォンの時刻セットを忘れまして、よく眠ったなぁと起きたところ、なんといつもより30分遅かった。
 午前中には千葉県神社庁神宮大麻頒布推進会議がありまして、朝のルーティンをキツキツに時短をして兎に角終わらせて背広に着替えてお宮を出発した宮司でございます。
 お宮からJR佐倉駅まで徒歩15分。改札からホームへの階段と距離を考えると20分は欲しいんですが、時計を見ると既に3分経過しており、宮司宅の玄関からダッシュでした。
 JR佐倉駅方面へ出掛ける時は神社の斜向かいにある質屋のキクヤさん前で、お宮に向かって出発の一礼をするのが宮司の決め事。
 今日も一旦走りを止めてお宮に一礼をしたら、石垣へりにある椎の木から今春に芽吹いた若葉が物凄い勢いでモリモリと萌えておりました。
 葉の色を見ると、今年の若葉と昨年のからの葉が違うのがよく判りますね。一回り大きくなりました。
 若葉の勢いに生命の力強さを感じますが、ここで現実な話となりましてこれだけ道路にはみ出して来ると、秋の御例祭に社参で来社する氏子町の山車や御神酒所の曳き廻しに影響が出るのです。
 以前は宮司自ら鋸を携えて脚立に上ったものですが、齢50を超えると足元もすくみ、もしもの時のことも考えたら経費が掛かってもプロに任せた方がね。
 とは言え出来る範囲で手入れはしないとと思う宮司です。今はあんまり経費はかけたか無いから仕方ないから。安全第一で作業に当たります。
 神宮大麻頒布推進会議の後、午後からは月一の神社庁役員会。会議中のお茶でお腹ぎ張っておりますが、良い議論をして参りますね。