七峯の丘から

石浦神社秋季例祭献幣使 [令和6年10月2日]

「左から宮司と長谷宮司、そして能門禰宜です」
 特急しおさい号、先程東京駅で北陸新幹線から乗り換えまして、佐倉を目指しております。
 金沢から東京まで約3時間でしょうか、久しぶりにほぼ寝させて頂きまして、それでもまだ眠い中での七峯ですので、いつも以上の駄文を予めご容赦願いたく存じます。
 目出度くも金沢石浦神社の秋季例祭に同社の長谷吉憲宮司より献幣使の所役を打診頂きまして、本日午前9時50分から斎行された例祭に御奉仕をさせて頂来ました。
 式次第を確認する習礼(リハーサル)は昨夕でして、その前に斎行された宵宮祭の直会からこのかた、長谷宮司にはひがしのお茶屋さんなどなど、金沢の名所にてのおもてなしを頂きまして、正直なところ今日の献幣使祭詞奏上にて声がカスカスだったらどうしようかと心配でした・笑
 今日の金沢は心地よい秋風が吹く中、御祭典も滞りなく進みまして、心配をしていた宮司の喉もいつも以上に良き鳴りがあったと祭典後の直会にてお褒めの言の葉を沢山頂戴致しました。
 現在、石浦神社には輪島市の重蔵神社の大御霊が仮遷座しており、今日の祭典にも重蔵神社の能門禰宜さんが祭員としてご奉仕。
 また、珠洲市の須須神社権禰宜である猿女さんも参列され、席を同じくさせて頂いた禰宜画伯も能登豪雨後の再会に目頭を熱くしておりました。無論、それは宮司も一緒です。
 今年元日の能登半島地震から先月の能登豪雨。正直なところそこに住まいなす方々は心が折れているどころか、もうあきらめの境地なんです。
 七峯をお読みの皆さん、どんな些細な事、小さくても構いません。募金や当社が呼びかけている未使用タオルの事など、お力を貸して下さい。重ねてお願い致します、
 しおさい号、そろそろ千葉駅に到着します。一昔前までは特急しおさい号の終点は銚子でしたが、今は佐倉や成東止まりもありまして、このしおさい号は佐倉止まり。
15分寝ます。