七峯の丘から

祇園祭後祭の帰路にて [令和6年7月24日]

「北観音山」

「浄妙山」

「殿の大船鉾」
 今日も暑かったですね。皆さんにはお身体に変わりはないですか?以前の七峯にも描いたと思いますが、寝ている間にも熱中症や脱水症状に陥りやすいので、コップ一杯のお水、とても大事ですよ。
 宮司と禰宜画伯、ただいま品川から成田エクスプレス47号に乗車しまして、我が佐倉に戻っております。
 今日7月24日は京都八坂神社の祇園祭後祭の山鉾巡行の日。昨日に上洛をしてから千葉の友人夫婦と合流して、後祭宵山を堪能して、今日は京都市役所前の御池通りで山鉾巡行を拝観して参りました。
 八坂神社の祇園祭は7月という一ヶ月という長い時間を掛けて行われますが、前祭の今月17日の山鉾巡行の後に八坂さんから御神輿が四条の御旅所にお出ましになり、今日の後祭山鉾巡行の後に御神輿が氏子町を渡御して、八坂神社に還御されます。
 兎に角にも大勢の方々が沿道で拝観をするお祭りですので、関係当局各位には、お疲れ様ですの一言しかありません。
 ただでさえ人が多い所に、インバウンドという信仰心も何もないのがぎょーさん京都に来ておりますので、まあ邪魔な事で重ねて邪魔な事。
 こう書きますすと「差別だー」とか、「理解がない」とか諸々言われるのはもっと現実に理解がない事でして、まず持ってインバウンドの多くが神社やお寺に対しては敬意のカケラもありません。
 これは普段お宮にいても垣間見る事が出来まして、ふらっと境内に入って来て、適当にぷらぷらして出ていく。正直なところ邪魔なんです。
 宗教観はそれぞれなのは当たり前ですが、日本人の多くは海外に行ったとしても、その地の礼拝施設に立ち入った際には少なからずとも一度は首を垂れる。それがあの方々の多くが出来ないのですよ。
 まあ、このままだと感情的に書く事になりますからこの辺としますが、麻賀多神社にもインバウンド対応のご案内という商売の話がたくさん来ます。
 今のところ、全てお断りしておりまして、もっと前向きにとか余計なお世話しかありません。
 いずれは特別参拝的な事も考えてはおりますが、それなり以上の御初穂料という名のものは納めて頂きます。
 そろそろ佐倉が近づいて来ました。佐倉駅を降りましたから草鞋脱ぎをしまして、麻賀多様の下に帰りましょう。