お知らせ

夏を前に溶けそうです [令和6年6月26日]


 英国を国賓として御訪問の天皇皇后両陛下。昨日はバッキンガム宮殿でチャールズ国王主催の晩餐会に臨まれました。
 陛下の胸には、同日英王室より授与された英国最高位の勲章「ガーター勲章」が耀いておりました。
 英王室からのガーター勲章授与は明治天皇から始り、今上陛下に至る5代続けてとなります。
 これは全世界を見ても日本の天皇のみであり、皇室と英王室との繋がりの深さを表わしています。
 両国は第二次世界大戦で敵国同士となった不幸な歴史が有り、昭和天皇は同勲章を一度剥奪されました。
 しかし乍ら、戦後になり昭和天皇が御訪英される直前に、エリザベス女王から授与復帰をされています。
 チャールズ国王の歓迎スピーチでは「お帰りなさい」と日本語も混じりつつ、アニメなどの日本文化も取り入れたものでした。
 答礼された陛下は英語でスピーチされ、英国王と妃殿下への御礼と先の大戦も踏まえたお話し。そして未来に向けての友好深化を述べられました。
 両陛下の御帰国はこの29日。過密な日程も半分が過ぎたことになります。
 玉体をお労りながら、皇后陛下と共に良き時間をお過ごし頂きたく思います。
 今日の宮司は午前中に市内石川で大手ドラッグストアの株式会社クリエイトエス・ディーさん施主の新店舗地鎮祭を奉仕してきました。
 現在、県道沿いにあるクリエイト佐倉城店が、500メートルほど移動して来年1月に新装開店となります。
 場所としては県道を佐倉インター方面に南進して、佐倉くるみ幼稚園の交差点を右折。そこから50メートルくらいの右側です。
 現在の店舗も普段使いしている宮司家。以前当社で巫女をしてくれた女の子が、高校生の時にアルバイトをしていた店舗でもあり、祭典後の御神酒拝受で挨拶した際にエピソードとしてお話ししました。
 まあ皆さん大喜びで、「より地域に愛される店舗を目指して頑張ります!!」と。
 新しい店舗は駐車場も広くなり、生鮮食料品も取り扱うそうです。
 場所柄、一般住宅やアパート、そして工場も多いので、近隣の方には便利になりますね。
 ここで気になるのが今の店舗。宮司が今の職に就任する前からの建物なので、結構老朽化が進んでいるのは見て判ります。移転後はどのようになるのか、気になるところですね。
 しかしまあ、今日も暑いのなんの。テントもご用意頂きましたが、祝詞奏上中に額に汗が滲んでくるのが判りました。
 そうして、背中にも汗が流れまして、6月下旬でこの気候ですから、真夏にはどこまで暑くなるんだか想像がつきません。
 長期予報では7月猛暑、8月酷暑、9月厳しい残暑となっておりますので、夏の外祭は狩衣ではなくて、格衣(かくい・略式の装束)にしようかな。
 熱中症は気付かないうちになっている事が多々有ります。充分気を付けなくてはと思いますが・・・
 祭典後に頂いた冷えたお茶のペットボトル、生き返った気がしました。ありがとうございました。
 
今日は生き狛犬の検診 [令和6年6月25日]

「民族大移動状態」
 英国を国賓として訪問中の天皇陛下。英王室の方々は勿論、在留日本人や日本との縁の深い方々との交流が伝えられています。
 その中でも、陛下がライフワークとされる「水」。その原点となったと言われるテムズ川を再訪されました。
 テムズ川は過去に大規模な水害を度々起こし、その教訓から下流には「テムズバリア」という治水施設があり、ご訪問なさいました。
 陛下とテムズ川と言えば、御著書の「テムズとともに」が思いだされます。
 陛下は皇太子時代の平成15年に京都で開催された「第3回世界水フォーラム」で名誉総裁を務められ、それ以降はご講演を続けられています。
 水は生活になくてはならないものではありますが、有り過ぎても災害に繋がります。
 陛下の御研究や御講演が、同じ道の研究者の皆さんにより力を与えられ、問題解決の糸口となりますように願っています。
 その両陛下御訪英の記事を新聞で読んでいた場所は、栄町の酒直台にあるわたなべ動物病院の待合室。
 昨日は宮司の人間ドックでしたが、今日は麻賀多神社の生き狛犬6匹の健康診断とお注射でした。
 宮司家には6匹のチワワがおりまして、この七峯や神社の御朱印にも度々搭乗するので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
 現筆頭は来月6才になる珠京(たまき)で、嫁の令麻(れいあ)と息子の弥来(みくる)、その嫁の繭結(まゆ)と息子の春陽(はるひ)と桃香(もか)の6匹です。
 犬は生後3回の予防接種をしてからは、毎年1回の予防接種を行ないます。
 春陽と桃香は昨年3月に生まれまして、昨年6月の予防接種から丸一年が経ち、今日はお注射。
 人間もそうですが、注射が好きって方は少数派だと思います。宮司の知り合いにはその少数派がおりまして、注射針を刺すとくすぐったくて堪らないそうです。
 わんこって敏感でして、トリミングやペットホテルに行くときはルンルンでケージに入るんです。
 なんですが、病院となるとこれが本当に拒みまして、なだめすかしてケージに入れて、病院に着いても診察時にはケージから出ない・笑
 今日の健康診断はフィラリア予防の薬を貰うのに必要で、その薬は体重や体調によって分量が変わるので、ただ薬を下さいという訳にはいかないのです。
 先生に丁寧に診察して頂き、6匹とも健康優良と花丸。気になると言えば繭結ちゃんがちょっとポチャリさんなので、そこのところだけ気を付けましょうと、前回と同じお話しを。
 病院から帰ってきて遅い朝ご飯を食べたら、着かれていたんでしょうね、みんな直ぐに寝ちゃいました。
 次は9月に渡辺先生のもとに行く予定。その時は残り4匹のお注射です。
 いずれは春陽と桃香の注射も、9月にまとめたいと思っております。
 みんなで一気に注射をすませて、心置きなくお祭りの10月に突入するのです・笑
 
心身ともに清祓い [令和6年6月24日]

「大祓人形受付中です」
 昨日のスコールのような雨降りから、今日はすっきりと晴れた佐倉です。ほんとこの頃は、ジェットコースター並に空模様がコロコロ変わりまして、身体が追いつくのが大変です。
 宮司も五十路を過ぎて、この8月で半世紀と2年を迎えます。神社界では若手と言われますが、一般社会だと定年の方が近い年頃。
 確かに一昔前より、体力的というか気力の粘りが衰えてきた感がありますね。新社務所建設という大きな事業の真っ最中ですから、そんな甘ったれた事は拭い去らねば。
 と言う事で、今日の宮司は人間ドックの受信に市原の五井まで来たんですよ。五井駅で降りるの、多分人生で3回目くらいかな。
 受診先は芙蓉会五井病院。宮司が人生の師と仰ぐ、元東邦大学佐倉病院長の加藤良二先生が院長を務める病院です。
 佐倉市内でも人間ドックを行っている医療事業所はありますが、とある事で加藤先生にご相談をしたところ、それならうちで受けたらどうとご提案を頂きました。
 佐倉を7時半くらいの快速電車で出発し、途中千葉で内房線に乗り換えて、五井の駅まで約40分の鉄路旅。
 千葉から乗り換えで、内房線や外房線の下りに乗車することが余り無いので、これだけで旅行気分です。
 午前8時半から検診スタートで、20人くらいの方が並んでいたでしょうか。社名の入った揃いのポロシャツも見えたので、事業所として受診利用もあるんですね。
 人間ドックの結果は2週間後くらいに郵送してくれるみたいです。結果到着までは少し落ち着かない気分になるかな。良き良き知らせを待つ事に致しましょう。
 今週末に夏越の大祓を控える中、日に日に人形(ひとがた)を受ける方、また納める方が増えておりますね。
 今年の6月30日は日曜日の大安日なので、午後5時の人形受付終了時に混雑が予想されますので、時間に余裕をもってご来社下さい。
 夏越の大祓は心身の「心」を、人間ドックは心身の「身」をメンテナンスします。共にバランスを取って、人生100年時代を過ごしましょ!!
 
2個の鳳梨 [令和6年6月23日]

「石垣産と台湾産」
 今日6月23日は沖縄終戦の日。昭和20年の今日、組織的戦闘が終結した日とされます。
 日本側は軍民合せて18万8千人が、米軍は1万2千人が亡くなりました。
 また沖縄県各地の被害は想像に絶するところが有り、心の傷を残した方も多くいます。
 地政学上、沖縄はこれからも侵略や侵攻の対象にされやすい場所。
 隣国に恵まれない日本の、その隣国が領海侵犯を繰り返し、宮古島の北付近を軍艦を通過させている現状があります。
 戦争とは相手の有るもの。自ら引き起こさなくても、相手が勝手に仕掛けてくることも多々あるのです。
 沖縄県には自衛隊が増強されております。知事と一部のレフトサイドは自衛隊増強は相手を刺激し、戦争に巻き込まれる確率が高くなると言っております。
 一体どこをむいて話しているのでしょうかと、宮司は毎回この手の話を聞く度に思うのです。
 確りした備えがあってこその外交。丸腰で「仲良くしましょう」と言ったところで、そうですねと顔ではニコニコしながら心ではいつぶんどってやろうかと考えているのが日本の隣国なんです。
 沖縄が特殊な歴史的背景を持っているとは言え、左にかぶれた県政はもう終わりにしないと、いつまで経っても自立できない、補助金だよりが続くのです。
 そんな沖縄に係わる話が今日の七峯でして、鳳梨ってなんだか知ってますか?
 日本語読みだと「ほうり」。台湾読みだと「フォンリー」でして、パイナップルを表わすんです。
 地鎮祭などのお供え物で、以前より目にする機会が多く、神主の家では比較的身近な果物。
 そのパイナップルの殆どがフィリピンや南米産だったのですが、現在は台湾産が多くなってきました。
 南米原産のパイナップルが台湾で栽培されるようになったのは西暦1650年頃と言われており、戦前に日本が台湾統治をしていた時代は、缶詰としてその9割が日本本土に輸出されていました。
 今月頭に金沢石浦神社さんの御分社が台北に御鎮座する祭典に、友好神社の宮司として参列させて頂きました。
 台湾には数多くの果物がありますが、パイナップルはその代表格で一年を通じて栽培されており、生のパイナップルは本当に美味しかったです。
 日本では江戸時代に小笠原諸島で栽培が始り、今日の代表的産地である沖縄県石垣島では幕末より栽培が始まりました。
 今でこそ丸のまま、生のパイナップルは珍しくありませんが、宮司が子供の頃はパイナップルといえば缶詰の事。
 それも高級贈答用で、お中元の缶詰セットの真ん中に見得を切っての存在だった気がします。
 上記の台湾の辺りでも書きましたが、一昔前は缶詰が主流。これは輸送手段が現在と違っており、生のままでは本土に到着するまでに痛んでしまったからなんです。
 今では地球の裏側からでもパイナップルが輸入されるようになりましたね。凄い物流の進化と技術革新です。
 安価なパイナップルが日本に入ってくると、国産や台湾産の販売量が減少しました。
 ただ、2021年に台湾産のパイナップルを中共が禁輸処置をした事によって、「フリーダム・パイナップル運動」が起こり、日本でも台湾産パイナップルを食べようとブームになりました。
 そこに呼応してなのか、石垣産パイナップルも身近に買うことが出来るようになり、怪我の功名というか中共の思い通りにはならないことが証明されたのです。
 画像は石垣産と台湾産の鳳梨。国境を接する地域のものが、佐倉で隣同士になる。台湾との友好親善を掲げていた、そして台湾産パイナップルを愛した安倍元首相の顔が浮かびます。
 今度、渡台したときは、時間が許せば台湾南部の高雄市に建立された安倍元首相も銅像も拝見したいです。そして美味しい台湾産パイナップルもね。
 
朝顔棚立てました [令和6年6月22日]

「作業中の智勇権禰宜」
 本日より、天皇皇后両陛下が英国を国賓としてご訪問なされます。
 皇室と英王室は、明治2年(1869)にビクトリア女王の次男であるアルフレッド王子が来日してからの交流で、計算すると155年の長きにわたります。
 因みにこの年の8月6日、新暦換算だと6月29日に後に靖国神社となる東京招魂社が創建されております。
 これを見ても判るとおり、まだ日本国内が世情不安定な時代ではありましたが、国賓第1号としてお迎えし、大変喜ばれたと記録にあります。
 話を現代に戻しますと、天皇陛下は昭和58年から60年に、皇后陛下は外務省職員時代に同63年から平成2年までオックスフォード大学に御留学されています。
 今回は英国のチャールズ国王主催の晩餐会や公式行事が続く中、お二人の母校でもある同大学にもお立ち寄りになるとか。
 両陛下の御訪英で両国の絆がより深まるよう、また御無事な御帰国を願っております。
 今日は快晴とまではいきませんが、昨日の嵐が嘘のような空模様です。
 気付は6月も残すところ8日。来週末には半年分の罪穢れを濯ぐ、夏越しの大祓式を齋行します。
 夏越しの大祓が済むと七夕と夏詣が始り、何だかんだでその準備にてんやわんやをしております。
 準備のひとつに朝顔棚があります。朝顔と言えば夏を代表する花ですね。
 麻賀多神社では毎年6月末に、大神輿奉昇員の鏑木青年会奉仕により七夕の笹竹を立てます。
 その脇に朝顔棚を設置。七夕の短冊や夏詣御朱印にお付けする「むすびの短冊」を棚に結べるようにします。
 朝顔は種を蒔いてからの年もあれば、今年は江戸朝顔と西洋朝顔の苗を取り寄せて植栽しました。
 プランターと棚運びは宮司と智勇権禰宜で。植栽は宮司が行ない、棚に重石を着ける作業は智勇権禰宜が。分業制にしたわけでは無いのですが、毎年こんな感じです・笑
 昨年はゴーヤの苗も植えて、収穫した実を神饌として御供えをしました。今年はゴーヤの苗を買うのを忘れて仕舞い、今からでも間に合うかな。
 
夏至ですが暗い [令和6年6月21日]

「狛猫親子も雨宿り」
 昨日から始まった東京都知事選。ワイドショーはここぞとばかりに流しておりますが、鹿児島県でも知事選が始まったことを忘れないで下さい!!
 なんか、AKB48の前田のあっちゃん的な始りの今日の七峯ですが、案の定というか、都知事選、まあ品が無いと言いますか、公職選挙法に違反しなければ良いだろう的な選挙パスタ-の掲示板ジャック。
 ほぼならぬ、完全に猥褻物陳列罪抵触のポスターなど、何でもあり。
 日本では国籍と被選挙権の年齢と、供託金さえ支払えば、日本国民は平等に誰でも選挙に立候補することが出来ます。
 自由と言えば自由ですが、今回の都知事選は酷すぎる。今回の事を踏まえて、公職選挙法の改正議論が起きて当然でしてね、現実的なものにしていきましょうよ。
 さて、今日は夏至。一年の中で一番陽の長い日と言われます。
 確かにここのところ、朝日が昇るのが早くなったなと。5時には既に明るいですもんね。
 そのお日様を堪能したいところですが、本日は朝からの大雨で、時間帯によってはスコール並みの振りでした。
 拝殿の階(きざはし)では、狛猫の親子が雨宿りをしていました。可愛かったです。
 そうしたところ、近畿・東海・関東が梅雨入りしたと気象庁より発表がありました。
 関東地方は平年より14日遅く、去年よりは13日遅い。統計上は過去3番目に遅いそうです。
 しかし乍、近畿より西にある中国地方はまだ梅雨入りしておらず、北陸地方もまたしかり。
 この雨も、明日には上がるようではありますが、明後日にはまた荒天の予報。
 エルニーニョだかラニーニャだかトルネードだか知りませんが、シトシトの梅雨が戻って欲しいです。
 夏至に話を戻しまして、今日の日の出は午前4時26分で、日の入りは午後7時。10日後の7月1日では午前4時29分と午後7時2分。
 共に東京を地点とする時間ですが、今日の方が7月1日より1分だけ、昼間が長いのですね。
 因みに今年の麻賀多神社御例祭の初日、10月11日は日の出が5時44分で、日の入りが17時11分。夕方には提灯の灯りが程良く照るのです。
 
義捐金詐欺にご注意を [令和6年6月20日]

「復興かけ橋朱印帳も継続頒布しております」
 国会の会期末恒例の内閣不信任決議案を立憲民主党が提出しました。そして東京都知事選が告示され、政治に目が向くような出来事が続きます。
 これは宮司の独り言だと思ってお読み頂きたいのですが、会期末の内閣不信任決議案ってプロレスですよね。
 過去には可決されたこともありましたが、今回だって100パーセント否決されることが確定で。
 100パーセントなんて無いのが政治の世界だとは言っても、結局無駄な時間と労力と経費が国会運営には掛かるのです。
 俺たちは今の内閣を信任しないぞ!という姿勢は野党として大事だと思います。
 しかし、否決が判っているからこそ、議案を提出した政党党首は「不信任には変わりないが、無駄な税金を使わない」為にと記者会見したら、支持率が伸びるんじゃないかと。
 ましてや、今国会は政治と金、その挙げ句の改正政治資金規正法でしたので、お金がクローズアップされたわけです。
 まあ、宮司の考えることが正しいかは判りませんが、今の野党に経営的センスがもう少しあれば、政権交代も頻繁に起こるのにと。
 お金の話をもう一つ。能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市の須須神社さん。
 当社でも金沢石浦神社さんとのご縁の中で、須須神社さんを始めとして、能登半島を中心に北陸地方に鎮座する神社の復興支援を行なっております。
 多くの方から義捐金をお預かりして、また北陸復興支援かけ橋御朱印や同御朱印帳も頒布を継続しております。
 そんな中、今朝に石浦神社さんの長谷宮司がSNSにアップした内容に衝撃を受け、やはり出たかという残念感と怒りが込み上げてきました。
 その内容は、須須神社さんの宮司さんや禰宜さんの名前を騙って、電話で義捐金のお願いをするものだったのです。
 須須神社さんではこのような行為は一切しておらず、同社のSNSでも注意喚起がされております。
 詐欺という金儲けは平時よりも、非常時に起こりやすい。人の善意を踏みにじる卑劣極まりない行為です。
 今のところ被害などは出ていないようですが、誰もが簡単に情報発信を出来る時代、同じような詐欺事件は後を絶ちません。
 当社でお預かりした義捐金は、一円に至までも確りと被災地に届け、また支援物資の形をとっております。
 このような話が続くと疑心暗鬼が募り、喜捨をする事をためらう方も出てきてしまいます。
 犯人には悔い改めて貰いたいところですが、悔い改められるような人は、人情を踏みにじる行為などしません。
 麻賀多神社ではこれからも、能登半島地震復興支援活動を継続してまいります。
 どうか皆さんの変わらないお力添えを、本当に本当によろしくお願い致します。
 
梅雨前に [令和6年6月19日]

「傘も日干し」
 昨日は雨音しかしなかった境内ですが、今日はお参りの方の足音が沢山聞こえます。
 まあしかし、よく降りましたね。一日で一ヶ月分の降水量だった所もあったとかで、皆さんがお住まいになっている地域では被害など有りませんでしたか?
 こんなに降っても、梅雨入りはまだ先のようで、関東ではこの日曜日辺りからという見方が一般的ですね。
 なので、今のうちにガッツリと洗濯をしてしまうのがよろしいそうで、外干しが出来るのは今週まで。
 宮司家では生き狛犬達が使っている冬仕様のクッション等を一気に洗ってしまおうと考えております。
 それと、やはりやっておきたいのがお風呂掃除ですよね。毎日洗っていても気付かないうちに、ゴムパッキンなどへ黒い点々が出来ております。
 その他にも、排水溝の掃除もやっておいた方が、嫌な匂いが発生せずに済みますし、やはり衛生的にも気分的にも気持ちが良いです。
 話はちょっと変わりますが関連として、昨日に気象庁と国土交通省から防災気象情報についての見直しが発表されました。
 何かと言いますと、洪水や大雨、土砂災害や高潮に関する5段階の警戒レベルが、それぞれで違っているのを統一すると言うもの。
 統一後は警戒レベル5で「特別警報」、4で「危険警報」となり、災害ごとに「土砂災害特別警報」や「大雨特別警報」と名称が付くそうです。
 一昔前までは、特別や警戒といった言葉は数年に一度しか発令されませんでしたが、今や年に何回も使われるようになりましたね。
 異常気象が通常になって来たこともありますが、予測や予報の制度が上がってきた証拠でもあります。
 守れなかった命が守れる命になって来たとも言えますね。普段からの備えと、早めの避難。心がけと実践を忘れずに。
 そうそう、梅雨前には非常食や非常持ち出し用具のチェックもね!!
 
巳年の土鈴オーディション [令和6年6月18日]


 大安日ですが、朝方からの大雨でとってもとっても静かな境内です。
 午前中に入っていた地鎮祭も週末に延期となり、事務仕事が捗る一日となりそうです。
 大雨の予報は数日前から出ており、千葉県では午後から夜半に掛けて、ピークをむかえそうですね。
 宮司のスマホにはいくつかの路線情報を登録していますが、東海道新幹線と近鉄特急の遅延情報が度々流れてきます。
 西から前線を伴った雨雲が東に移動中で、現在午後2時ですが東海地方に警報級の雨が降っており、その影響で遅延や運転見合わせが起こっているんですね。
 この大雨から梅雨に入るのかと思いきや、まだ少し先になるとウェブニュース。
 平年並みという言葉が段々と判らなくなってきている。災害が起こらないことを願うばかりです。
 今年もこの月末に齋行する夏越しの大祓で、早くも折り返しとなります。
 毎年この時期に行なっているのが、お正月に頒布をする干支の土鈴オーディション。
 当社では3社ほどの窯元から、宮司と禰宜画伯が選んだ干支の土鈴を頒布しております。
 種類だと25種程有るかな。ここ数年は種類が徐々に増えてきておりまして、干支物や縁起物を頒布する、鳥居前の第3授与所が手狭になってしまいました。
 来年の干支は巳。動物に比定すると「蛇・へび」でして、十二支の中では余り人気がお高くないのです。
 土鈴作家さん達がデザインするのに一番悩むのが、巳年の土鈴と聞いたことがあります。
 可愛くする余り、あまりにも漫画チックというか、これってヘビ?的になっても困るし、逆にリアル過ぎるのも敬遠されちゃうしで、作る方も頒布する方も頭を悩ませるのが巳年なのです。
 ただ、巳は弁天様と繋がりが深く、そのため金運上昇や開運といった御利益を頂けるともされます。
 そう言えば、ヘビの抜け殻をお財布に入れておくと、金回りが良くなるって言いますもんね。
 画像は選定中の巳年の土鈴達。真ん中にいる白い招き土鈴はシリーズ化しているので決まりとして、他の子達はどうしようかと。
 悩みすぎると、結局は全部にしちゃおうか!!となるのが怖いです・笑
 
オニヤンマは効くのか [令和6年6月17日]

「良く出来てます」
 昨日投開票が行なわれた沖縄県議会議員選挙。定数48を争う選挙戦は、知事野党候補者が28名当選と、選挙戦前の同数から大きく様変わりしました。
 選挙戦前は知事与党と野党が同数の24で、知事野党系から議長を出していたので、知事提出の議案はほぼ通っていたことになります。
 その知事とは玉城デニーさん。世界一危険と言われる普天間の米軍基地を、辺野古の既存米軍基地に移設する事に反対を唱えており、ある意味そのワンイシューだけで来た方です。
 よく辺野古への新基地建設を許すな!とレフトサイドの方々が叫んでおりますが、これは間違いでして、上記の様に辺野古には既に米軍基地がございます。
 それを拡張して普天間から移設というのが正解ですが、地元メディアの沖縄タイムスや琉球新報などは、相変わらずのフェイクを垂れ流しているんですよね。
 沖縄には毎年膨大な金額が、政府予算から沖縄振興として投入されています。
 なのに、日本一低い県民所得。いつもどこかで行なわれている終らない公共工事。まるでドブにお金を捨てているようです。
 毎日のように沖縄県の尖閣諸島付近に領海侵犯している中共には、ニコニコ顔の玉城知事。
 今までのように議会で好き勝手は出来ないでしょうから、残り2年の任期はレームダックかな。可哀想なのは県民ですがね。
 昨夜ですが、禰宜画伯とドラッグストアに買い物に行きまして。と言うのも生き狛犬の繭結ちゃん女の子の日になりまして、そのマナーウェアを買いに。
 犬の旗日は年に2回ほど有りまして、その期間が一ヶ月くらいと、人と比べるとかなり長いのです。
 このお話はまた今度書きますが、マナーウェア以外にも洗剤なども買って、ふと目についたのが棚にズラッと並んだ「オニヤンマ」。
 昨年くらいからでしょうか、テレビやネットで少なからず話題になった、殺虫剤を使わない虫除けのアレです。
 網戸の虫コナーズの隣りにありまして、ものは試しと1つ購入。
 今日の午前中に草取りをする予定になっていたので、早速オニヤンマを着けて作業開始!!
 このオニヤンマ、勿論本物の昆虫ではありませんで、本物そっくりの模造品。
 本当に良く出来ており、虫の世界最強と言われる姿に虫たちが恐れおののいて、寄ってこないという理屈です。
 では効果の程はどうだったかというと、全ての虫に効くのでは無く、アブや蜂など少し大きめの虫には効果絶大で、蚊や小バエなどには効果薄の感じ。
 本殿の周りを30分くらい草抜きをしまして、蚊に3回くらい喰われた跡がありました。
 効果薄と書きましたが、オニヤンマを着けなければ、もっと喰われていたかもしれません。
 でもそれを試すには丸腰で草取りをする覚悟がいるので、前言撤回で効果があったと致しましょう・笑
 話によると、オニヤンマの胴体の色、黒と黄色の縞模様でも同じ効果があるみたいで、それだったら阪神タイガースのユニホームでも良いのかなと、タイガースファンに怒られそうな事を考えた宮司です。
 正規品は株式会社エイキュー(本来はローマ字)とアクト合同会社の共同企画の「おにやんま君」で、宮司が買ったのは「虫除けとんぼくん」でした。
 現在はおにやんま君の妹分「あかねちゃん」も発売されており、こちらはより小さな虫を寄せ付けないとあるので、蚊や小バエにはこちらが良いのかも。
 因みに巫女さんの家では外の犬小屋におにやんま君を吊しているそうで、効果があると申しております。
 悪い虫がつかないように、普段からおにやんま君を服に着けておこうかな。レフトサイドも寄ってこなければなお安心。

おにやんま君公式HP
https://oniyanmakun.eikyu-s.com/