
第27回参議院選挙公示 [令和7年7月3日] | |
このところ地震が続いている鹿児島県のトカラ列島付近。昨日は震度4クラスが頻発し、震度5弱も2回観測されました。 東日本大地震を経験した身として、震度4クラスが続くと船に乗っているやうな感覚になり、仕舞いには船酔いに似た症状にみまわれます。 悪石島や小宝島に住む方々には十分に注意をされていると思われますが、最悪の場合として島外避難も視野に身の安全を図って欲しく思います。 揺れると言えば静岡県伊東市の市長、先の市長選で現役を破っての当選でしたが、学歴詐称疑惑が持ち立たされています。 最終学歴を東洋大学卒業としていたのが、結果は除籍と記者会見で明らかにしたのですが、自分が大学を卒業したかどうかも解らない方に市政が務まるのでしょうか? 早晩に再市長選が行われるんじゃないかなぁと思う宮司でして、無駄なお金がまた使われる事に。 確かこの方、前市長が進めていた新図書館建設反対を掲げて当選したはず。どちらが税金の無駄遣いと市政停滞を招くのか、伊東市民の良心に掛かっておりますね。 さて今日から参議院選挙が始まります。参議院は戦後に貴族院から替わったもので、今回の選挙で27回目となります。 任期は6年で現在の定数は248。3年毎にその半数が改選となり解散はありません。 衆議院選挙が政権選択とされるなかで、従来の参院選は政権の中間試験的な意味合いがありましたが、今回はそうでもなさそうです。 物価高騰と米不足、現与党の失政が招いたと言われている中、衆議院でも少数与党が参議院でも与党が過半数割れとなると政権交代が現実味を帯びてきます。 神社界の政治組織である神道政治連盟では比例代表制の全国区で有村治子議員を比例区唯一の推薦候補として応援しています。 公示日となる今日、千葉県内の神職有志が集まり、ポスター準備とその証紙貼りを行い、これから県内各地の神社に配送を致します。 公的な存在である神社が特定の候補者を推すのはどうなのかという声もありますが、有村治子さんは皇室の尊厳護持と国土と国民の安全を中心とした国会質疑と活動をして来ました。 子育て政策にも精通しており、今広く妊婦さんに使われている「マタニティマーク」も有村治子さんの提唱なんですよ。 党開票日は今月20日。大切で貴重な一票を誰に託すか、フェイクに騙される事なく、また棄権する事なく、国のこの先を見据えて活動が出来る方に投票しましょう。 有村治子参議院議員 https://arimura.tv/ |
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香取は来年の式年に向けて [令和7年7月2日] | |
昨日発覚した猿田彦神社(佐倉市土浮鎮座)の銅板窃盗に関して、各方面よりお見舞いの言の葉を頂いております。 誠に有り難く思いますと共に、当該地区の氏子と相諮って修繕と防犯に努めて参ります。 今日も暑かったですね。予報では朝から雷マークが付いていたので、御殿周りをその様な仕様にしましたが、佐倉は雨も降りませんでした。 でも、関東地方においても昨日とまでは行きませんが、雷雨に見まわれている場所も有りますので、皆さんもどうぞお気を付け下さい。 今日の宮司は監事職を頂いている香取神社連合会の総会に出席のため、香取神宮へ出向して参りました。 同連合会は香取神宮の御分社約400社の集まりで、毎年この時期に御本社の香取神宮で総会を開催しております。 総会は午前11時からですが、その前に正式参拝を致しますが、香取神宮は来年4月斎行の式年神幸祭に向けて拝殿正面が改修工事中なので御殿の中はかなりの暑さでした。 総会は香取神宮の香取武宮司(連合会会長)の挨拶で始り、来賓で同会顧問の東俊二郎鹿島神宮宮司の挨拶があり議事となりました。 先程書きましたように宮司は監事を仰せつかっているので、本日のお役目は決算に対する監事報告です。 監事は定員2名で、宮司と四街道香取神社の福島一成宮司がその任に当っております。 監査自体は5月20日に行ない、先月上野で行なわれた役員会で承認を頂いております。 決算と予算案も全て承認され、先述にある令和8年4月斎行の香取神宮式年大祭について、神宮当局より説明と奉賛の依頼が有りました。 香取神宮の式年祭は12年に1度、午の年4月14日に勅祭として例祭が執り行われ、翌15,16日と式年神幸祭が盛大に齋行されます。 この記念事業として拝殿正面修営、楼門と手水舎の塗り替え、表参道大鳥居の建て替えと授与所待合室・宝物館の改修工事が行なわれており、今年暮れに掛けて順次竣工する予定だそうです。 また文化財保護と合せての境内消火施設の更新も行なわれるのですが、これが結構掛かるそうでして、見えない所の普段からの備えの重要さを感じます。 境内には奉賛者芳名版が設置されていました。既に多くの芳名者が掲示されており、宮司も早晩に持参したいと思っております。 そして麻賀多神社の境内に設置済みの新社務所建設の芳名版。早く皆さんのお名前を掲げなきゃならないのですが、順番で諸々を行なっておりますので、今暫くお時間を下さいませ。 香取神宮 https://katori-jingu.or.jp/ |
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大祓からの浅間様からの [令和7年7月1日] | |
只今午後5時少し前。先程まで社務所において今年度の大年番である並木町と横町の神社役員と共に、この5日に開催する麻賀多神社氏子総代会の打ち合わせをしておりました。 今回の総代会は祭礼予算の審議と大神輿渡御時刻表承認という2大議案があり、資料の読み込みもいつもよりも慎重に行ないました。 打ち合わせも済んで役員さんを見送りますに、会議前まで晴天だったお空が随分と曇ってきました。 スマートフォンの天気予報を見ると、茨城県方面より雷雲が南下しているではないですか。 今年は雷様が少ないなと思っていた矢先、夏本番を前に雷様のご登場。お臍をとられないようにしませんとね。 昨夕に齋行した夏越しの大祓。平日にも関わらず多くのご参列を頂きました。 新社務所建設中で境内が狭くなっているために、茅の輪くぐりも心配しておりましたが、皆さんのご協力を頂き無事に納めました。 清々しい気持ちで翌日に迎えるのは、富士山の山開きと連動している浅間神社のお祭りです。 今日は大佐倉と鏑木の浅間神社で御例祭を午前9時と10時半に奉仕。帰社して月次祭を行なうところでしたが、祭典出向中に佐倉市土浮の猿田彦神社役員より入電があったと智勇権禰宜から。 何かと思いきや、神社本殿の銅板が盗まれたとあり、先程までの清清しさはどこへやら。不安と怒りに苛まれつつ現地へ向かしました。 到着後暫くして佐倉警察署京成佐倉駅前交番よりお巡りさんも到着して、役員と共に事情聴取と実況見分を行ないました。 土浮の猿田彦神社は令和2年と同4年にも銅板の盗難被害に遭っており、その都度氏子さん方が協力し合って修理。 それから3年、まさか3回目の盗難が起こるとはショックを通り過ぎてびっくりです。 同社は土浮地区でも中心より離れた場所に鎮座しており、周りは竹林と田圃に囲まれております。 最初の盗難被害の後、氏子さん方が竹を伐採して周りから神社が見えやすくなるようにしてくれました。 またお参りと合せて定期的に巡回したりと、再発防止にも努めていたのに・・・ 今回は3日前には屋根に異常がなかったとの証言もあり、先週末の暗い時間に犯行に及んだものと推察されます。 御殿周りを見てみると、裏手に脚立が放置してあり、本殿前にはその脚跡が確りと残っていました。 銅板や金属の窃盗事件、一時期は少なくなっていたのですが、このところまた姿を見せる(見てないけど)ようになって来て、神社庁の役員会でも被害の報告が上がっております。 はぁーと溜息をつきつつ麻賀多神社に帰社。気を取り直して文月の月次祭を奉仕して、玉体の安寧と皇室の弥栄。国の繁栄と氏子崇敬者の平穏を祈願致しました。 晴れと褻が入り交じった年の後半始めですが、犯人逮捕は警察の方に任せて、兼務各社への被害再発防止の連絡を致します。 今月も凄く用件が立て込んでいるのに、仕事を増やすな!!と荒む心を穏やかに、今夜はゆっくりとお風呂に浸かることにします。 |
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額に汗して大祓!? [令和7年6月30日] | |
昨日に続いて暑いです。昨日と言いますか、ずっと暑いですよね。本当に梅雨はどこに行ってしまったんでしょう。 この暑い最中ですが、千葉県内では白子町の約360軒で停電が起こっていると、千葉日報ウェブニュースで流れました。 数日前も佐倉市と酒々井町、そして八街市の一部で停電が起こっており、この暑さが原因なのではと。 この先、秋口まで高温が続くとされる今年の長期予報。秋口って言うと100日以上も有るんですよ。 それを聞いただけで暑さ倍増。皆さん、命あっての物種です。無理はせずに休むときは休む。ちゃんと水分補給をしましょうね。 そう書いておりますが、今日の午前10時からの地鎮祭、日陰が全く無しで倒れるかと思いました。 この時期の地鎮祭、祭典後に施主さんから冷えた飲み物を頂くことが良くあります。本当に有り難いです。 それも車中で直ぐに飲み干し、袴を着けたままではありますが、コンビニエンスストアに寄る事も儘に。 以前は躊躇した事も有りましたが、今はそうも言っていられません。 因みに午後から開店の出張祭典に出向した智勇権禰宜。余りの暑さに帰り道でミニストップに寄り、ソフトクリームを食べたそうです。 ミニストップのソフトクリーム、美味しいですよね。宮司も好きですが、甘さの喉ごしはどんなもんなんでしょうか・笑 さて、今日は夏越しの大祓。麻賀多神社では午後5時半より参道に設置している茅の輪前で、大祓式を齋行します。 只今午後3時を少し過ぎたところ。この時間帯も人形(ひとがた)を受け、また持参する方が続いております。 受け付け終了は社務終了時間の午後5時。その時間ギリギリに来社される方もいるので、受け入れる方としてもこれから臨戦態勢に入ります。 過去にはしとしと雨の空模様の年も有りまして、傘を差しての茅の輪くぐりも行ないましたが、今日はその心配は無用そうですね。 そのかわりに大祓詞(おおはらえことば)を奏上する約6分間は、額に汗をすることが確実で、拝をする際には玉の汗が参道に石畳に滴ることでしょう。 因みに宮司でございますが、何が原因かは不明なれど昨日の午後よりぎっくり腰の様な症状が出てしまい、現在コルセットを巻いております。 なので90度の拝が出来ない常態でして、痛みが出ないように作法も普段よりゆっくり目です・苦笑 |
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夏詣準備中 [令和7年6月29日] | |
今日の千葉日報1面は、4年前の6月28日に八街市で起きた飲酒運転事故関連でした。 画像は黙祷をする北村新司八街市長を始めとする市幹部の皆さん。事故の起こった時刻だそうです。 この事故では児童5人が死傷するという痛ましいもので、運転手は飲酒運転が常態化していたといい、事業所のトラックということはその会社も責任を負うべきと思います。 運転手は裁判でも「今後飲酒をするかも」と言う始末で、裁判官にたしなめられる始末。 こういう人っているんですよ。そして更生は無理だと思いますね、絶対に。 明後日7月1日から「社会を明るくする運動」が1ヶ月に渡り行なわれます。 これは犯罪を犯した人の更生と社会復帰を目的としたもので、法務省と全国自治体、そして保護司が参画します。 宮司も保護司の端くれですが、上記のように更生が無理な人は無理な話で、それに寄り添ってなんてまっぴら御免です。 この事故以降も飲酒が原因の事故が続いています。飲酒が悪いわけではないんです。飲酒して運転するのが悪いんです。 昨日の新聞には佐倉市王子台での飲酒運転が摘発された記事が載っていました。 飲酒運転、遠いところの話では無く、いつ身近にそれが原因で事故に巻き込まれるかと考えると、今よりももっと重い厳罰が必要ではないでしょうか。 さて、明日は夏越しの大祓。今日も多くの方が人形(ひとがた)を受け、そして納めています。 半年分の罪穢れを祓って、清清しく年の後半を迎える。流行病以降、随分と定着してきましたね。 定着といっても大昔から行なわれている行事ですので、それまでの広報活動がよろしくなかったのか、やはり流行病による心理変化なのか特段分析は致しませんが、見えないものへの畏怖というのは大事ですね。 そんななか、新しいお参りの形として、平成26年(2014)に東京の浅草神社から始まった「夏詣」というものがあります。 これは先述の夏越しの大祓の翌日、残り半年が始まる7月1日から行なわれるもので、今年は全国で565の神社と25の寺院が参画します。 当社では平成30年(2018)より毎年参画しており、夏詣御朱印やむすびの短冊の頒布を行なっております。 夏詣の期間は社寺によって違いまして、当社では7,8月の2ヶ月間。それを前期と後期に別けてそれぞれの御朱印をお出ししています。 今年の前期(7月)は西瓜のお船に乗った生き狛犬の珠京と令麻、そして孫の春陽が天の川を下っている様子。 因みに春陽は今年5月のしあわせ月もうで御朱印にも登場しており、その時も飛ばされそうなシチュエーション。 実際の春陽くんはとってもヤンチャで、物音がすると直ぐに駆け寄ってくるひょうきん者。 そういうイメージが禰宜画伯の中で膨らんで、描き上げの姿になったのかもっしれません。 明日は大安日で外祭がいくつかはいっております。そして夏詣の最終チェックからの夏越しの大祓と、時間との闘い。少し早く起きようかな。 夏詣 https://natsumoude.com/ |
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奥宮で寛ぎ [令和7年6月28日] | |
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダ4頭が今日、関西空港より特別機にて中共に返還されました。 この子達、日本生まれのに日本育ちなのに「返還」。何か変な感じですよね。 パンダは基本、中共の国家財産でして、「協働繁殖研究」との名目で中共より貸し出しをされているんです。 なので日本で生まれ育ったとしても中共のものになり、先日は神戸の動物園で飼育され昨年亡くなったパンダが剥製の形で返還されました。 今回の4頭返還で残るは上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」のみになり、この子達も来年2月に返還予定。 そうなると日本にはパンダが居なくなるわけで、東京都と中共で協議が続けられているそうです。 これを中共の「パンダ外交」と呼びますが、ネット上では「中共に屈するならもうパンダはいらない」という意見も多く上がっています。 さてどうなることやらですが、パンダは可愛いけれどただでさえ中共に遠慮がちな今の日本外交を見ると、暫くは「0」状態でも致し方ないのかなと思う宮司であります。 さて、気象庁は昨日27日に近畿・中国・四国・九州北部と南部で梅雨明けしたとみられるとの発表をしました。 これでいうと九州南部以外は、昭和26年以降で最も早い梅雨明けになるそうです。 今日も晴天というか、完全に夏の空の佐倉。気温も35度越えで猛暑日となりました。 午前中には地鎮祭の奉仕があり、竹林が近くにあり比較的風が抜けて助かりました。そして鶯が元気に鳴いておりました・笑 帰社後は夏越大祓の人形(ひとがた)受け付けなど、本日巫女さんお休みのため社頭対応を致しまして、あっという間にお昼となりました。 この暑さだと境内を住まいにしている狛猫も日中は姿を現わすことは殆ど無く、いても人目に付かない木陰で寝ております。 やっぱり猫って、涼しいところを探すのが上手ですよね。そして気持ちよさそうに寝ております。 夕刻ですがお賽銭回収で境内を回ると、奥宮に何かいる。よ〜く見てみると、キジトラの狛猫が寛いでおりました。 ただね、この場所って夕方は西日が当りまして、他にも涼しい場所は有るんだけどなぁと。 まあ、寛いでいる分には本人は幸せなのでしょうから、驚かさないようにお賽銭を集めてから、「またね。おやすみ。」と声を掛けて来ました。 明日も暑い予報の佐倉。もしかしたら数日後には「関東地方、既に梅雨が明けておりました」と発表があるかもしれませんね。 いずれにしても、熱中症にはご注意を。適度な休息と適宜な水分補給をお忘れ無く。 |
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玉蜀黍美味しかったね [令和7年6月27日] | |
今月は何かと忙しかった、用事が詰まっていましたね。今月だけでは無いのですが、新年度に入って新たなお役目を幾つか頂き、3月からこの方ずっと走ってきた気がします。 会議などで出る機会も多くなったので、その分に職員の負担も大きくなり、なるべく公休を取らせるためにも、宮司のワンオペ日が増えております。 ワンオペだと何かと忙しないのですが、社頭対応をしながらその辺の細かい仕事も出来るので、それはそれで良いのかもしれませんね・笑 来週月曜日には夏越しの大祓式が午後5時半より、境内参道中央にて齋行します。 その前に土日を挟むので、人形(ひとがた)を受けに来る方もかなりな人数になるのではと。 明日土曜日は崇敬頂いている建設会社さんの依頼により、ちょっと遠目の所まで地鎮祭に出向予定の宮司。 その間は智勇権禰宜がワンオペで社頭対応に当るので、地鎮祭の祭典後は安全運転で速やかに帰社できるよう頑張ります。 その地鎮祭の準備をしつつ、ふと境内に目をやると先生に引率された子供達の姿が目に入りました。 引率の先生は佐倉幼稚園の伊豆永園長で、園児さん6人ともう一人の先生、みんな揃って8名がお手水のところで手を洗っていました。 お散歩や探検で神社に来てくれる佐倉幼稚園のお友達。今日は正面の石垣階段を頑張って上がってくれました。 宮司がかけつけると伊豆永先生からご挨拶を頂き、続いて園児さんが「とうもろこしありがとうございました。とってもおいしかったです」と元気な声でお話をしてくれました。 実は一昨日の事になるのですが、氏子さんより大量の玉蜀黍(とうもろこし)をご奉納頂く事になり、事前に何本くらい入りようか問い合わせがありました。 そもそもどれくらいの量があるのかと返信しますと、なんと1000本!?という数。 これは尋常じゃ無いし、そもそもなんで1000本もの玉蜀黍がと聞きますと、お母さんの実家の畑を借りて自作したもので、神社への奉納の他に知り合いへ配っていると。 そこで閃いたのが、佐倉幼稚園の皆さんにもお裾分けが出来ないかなと言うお話し。 なので思い切って100本下さいと返しまして、ものの1時間ほどで午前中に収穫した瑞瑞しい玉蜀黍が3箱届いたのです。 早速、麻賀多様の大前に御供えをして、そのうちの一箱を智勇権禰宜が母校である佐倉幼稚園に持参。 既に園児さん方はお帰りの後だったので、昨日に配ってくれたんだと思います。 今佐倉幼稚園に在園している園児は7名。今日は一人お休みだったのかな。 来年3月にこの子達が卒園すると、110年を誇る佐倉幼稚園もその歴史に幕を下ろすことになります。 少子化の波と令和元年から行なわれている幼児教育の無償化により、入園者が激減した佐倉幼稚園。 佐倉市内の公立幼稚園3園のうち、他2園は昨年度中に閉園が済み、残るは佐倉幼稚園となりました。 ここまで来るまでには幼稚園と保護者、そして行政と各種団体との様々なことがあったのですが、敢えてそこには触れません。 閉園となるのは寂しいですが、園舎などの次の利用や活用も考えているだろうし、まだ策定されていなければ幼稚園と縁のある神社として、若しくは地域住民の一人として参画しても良いのかなと考えて下ります。 流行病前迄は毎年の節分祭に「子供まめまき大会」として佐倉幼稚園の園児を招待していました。 建設中の新社務所、工事が順調に進めば仮竣工中ではありますが来年の節分祭の「豆打ちの儀」は2階テラスから行なう予定です。 2階テラスだとお子さん方にはちょっと高いかもしないので、1階と2階の間に出来る舞台あたりからでも良いかな。 そこから園児達が豆撒きして貰い、麻賀多神社と佐倉幼稚園の思い出を心に刻んで欲しい。そう願って設計もしたんですよ。 |
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今年も夏詣酒 [令和7年6月26日] | |
実はこの1日半ほど社務所のパソコンがネットに接続できませんで、メールの送受信はもとより七峯のアップも出来ない事態となっておりました。 パソコンを再起動してもダメ。システムチェックしても異常なし。線はちゃんと繋がっておりWi−Fiも飛んでいてスマートフォンなどは正常に動く。 なのにパソコンだけ何で繋がらないのと昨夕はほぼ諦め調子で、七峯は宮司のスマートフォンでアップしました。 昨日の七峯はlafalaiseの兼坂オーナーに関するお祝いのお話しだったので、もう少し丁寧に書きたかったのですが、スマートフォンだとやはり文章は打ちにくく、また夜は佐倉七福神会の役員会があってので走り書きみたくなって仕舞いました。 さて、やっとネットも繋がったところで、こういう時に限って重要なメールが入っており、その返信やら対応にあたふたした宮司。 只今午後6時。その対応が一息ついたので七峯を書く時間となりました。 これも昨日の話になるのですが、麻賀多神社御神酒醸造元である酒々井町馬橋の飯沼本家で午後4時半より、日本名門酒会主催の「夏詣酒」出荷安全祈願祭をご奉仕して参りました。 このお酒は、夏越しの大祓をして心身共に清められた後に吞むものとして、同会が企画したもの。 飯沼本家では5年前より参画。2月の立春今朝搾り酒を共に、楽しみにしているユーザーが沢山いるんですよ。 昨夕の祭典で今回出荷する夏詣酒全てをお祓い。続く今日は実際の出荷に対して酒販店の皆さんに馬橋香取神社で夏越しの大祓を行ない、お酒を積んだ車も1台ずつお祓いを致しました。 今回の出荷は約70店舗の酒販店が 関わっており、午前6時より一時間おきに3回、大祓と車のお祓いを行なうハードなもの。 2月の立春酒の時も同じく祭典奉仕を車のお祓いを行ないますが、この時は季節がら午前6時はまだ真っ暗で、薄明かりの中で祝詞を上げるのが大変。祝詞の文字が見えないんです・笑 それに比べると夏詣酒の方が寒くも無いし明るいので、肉体的にハードであっても気持ちが楽ですね。 お祓いした夏詣酒は明日より酒販店の店頭に並び販売開始。飯沼本家の売店「まがりや」でも販売するそうですので、皆さんもどうぞお楽しみ頂ければと思います。 因みに頂いてきた夏詣酒は麻賀多様の大前にお供えしており、今月30日午後5時半から齋行するの夏越しの大祓が済みましてから、宮司家の夕餉でお下がりを頂きます。 それまではがまんがまんで楽しみにしつつ、今週末も元気で神明奉仕に勤しみますよ!! |
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シェフの結婚報告祭 [令和7年6月25日] | |
予報では台風2号からの熱帯低気圧で土砂降りだったはずの佐倉。スマートフォンの天気予報でアメダスを見ますと、佐倉市でも上手い事にお宮の周りを雨雲が避けていきまして。 市内でも西よりでは降った時間もある模様。白井市や八千代市では短期間の大雨が降ったようです。 昨日から心して大雨に備えておりましたが、それもひと段落かな。夜半に掛けてはひと雨ありそうなので、御殿まわりを今一度点検をしたいと思います。 昨日のお話になりますが、京成佐倉駅近くでフレンチレストランlafalaiseを営んだいる兼坂英司さんとお嫁さんの結婚報告祭をご奉仕致しました。 兼坂シェフはフレンチの修行をフランス本国で行い、帰国後に数店で厨房に立ったのち、生まれ故郷の佐倉でlafalaiseを開店しました。 店名のlafalaise(ラ・ファレーズ)はフランス修行時代のお店の名だそうで、日本語に訳すと「崖・がけ」という意味。 崖と名付けたお店、日本ではなかなかお目にかかりませんが、フランスのお店の中庭には綺麗な断層があるので店名になったんだとか。 宮司家も時折りお邪魔して兼坂シェフの腕前を堪能させて頂いており、印旛女子神職会のお楽しみ会食の会場となった事もあるんですよ。 兼坂シェフのお料理、素材へのこだわりは本場フランスからの物と地元佐倉や千葉県産を中心に、お野菜は自分で栽培したものも。 茸への愛着も素晴らしく、メニューの説明には禰宜画伯と茸談義になる事もしばしば。宮司はその話を聞きながら暫し冷えた白などを頂いております。 今まではシェフのワンオペでしたが、これからはお嫁さんの時間を見てお二人でお店に立たれるそうです。 流石に昨日はお店はお休み。なので今夜お祝いも兼ねて伺おうと思ったら、佐倉七福神会の役員会が入っていた!! お祝いと兼坂シェフのお料理は日にちを改めて伺う事となりました。待ち遠しいなぁ・笑 お二人の幸せとフレンチレストランlafalaiseのご繁盛を心よりお祈り申し上げます。 フレンチレストラン lafalaise https://lafalaise.jp/ |
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銀杏の生理落果 [令和7年6月24日] | |
一昨日投開票が行なわれた東京都議会議員選挙。予想以上に自民党が議席を落としまして、議会第1党を都民ファーストの会に明け渡しましたね。 大方の予想では結構いけるんではとありましたが、宮司はそうは読みませんでした。 そしてこの結果が即に来月行なわれる参議院選挙に直結するかというと、それも無いんじゃないかなと。 都民ファーストの会はあくまでも都議会議員の団体(都内地方議員はいるかも)であって、国政には打って出ていません。 都議会自民党は都民ファーストと公明党と共に小池百合子都知事の与党で、自民党が議席を減らそうが都民ファーストがその分伸びれば議会運営は問題なし。 今回都民ファーストに投票した方が、参議院選挙でどこに入れるかが大事になって来ます。 保守系と言われる国民民主党、また参政党に流れるのか、自民党に来るのか、それも候補者と選挙公約によって変わってくるでしょう。 第27回参議院議員選挙は7月3日公示の、20日投開票が閣議決定されました。 いずれにしても大事な1票を無駄にしないよう、期日前も含めて投票しましょうね。 台風2号が発生して北上。あっという間に熱帯低気圧に変わるようですが、明日25日は関東では大雨の予報が出ております。 復活した梅雨前線とも相まって活動することも考えられるので、皆さんにも出勤や登下校にご注意頂き、若しもの備えを確認してみて下さいね。 その台風から梅雨前線に吹き込む生ぬるい南風で、今日も蒸し暑い佐倉です。午前中に帰幽一年祭の奉仕を霊園で奉仕しましたが、背中に幾筋もの汗が流れました。 夕方、日本テレビ系列のニュースエブリの天気予報では、なんと当地佐倉が関東地方では一番暑かったそうです。 こう暑い日が続くと境内の公孫樹(いちょう)は、まだ未熟な青い銀杏を落とすようになります。 これが始まると夏も近いなと感じるのですが、青い実がよく落ちる年は銀杏が豊作の事が多く、実が成りすぎているので公孫樹自身が落としているもんだと思っておりました。 一応調べますと、こういう現象は「生理落果・せいりらっか」と言うそうで、実際にはその原理は判っていないそうです。 なので、上記の宮司の予想というか考えはその根拠が無くなってしまうのですが、そうではあっても麻賀多神社に赴任して26年。 宮司に就任して25年間、毎年公孫樹の有り様を見て来た身としては、豊作の年に成りすぎた銀杏を事前に落としていると言うことにしておきたく思います。 只今午後5時。今日はこれから千葉県神社庁印旛支部の役員会が当社社務所で開催されます。 今の社務所での支部役員会はこれが最後かな。若しかしたらもう1回くらい有るかもしれませんが、支部長として議題を纏めて参ります。 |
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