七峯の丘から

輿改めと瓔珞修理 [令和8年7月12日]

「隅々まで確認」

「瓔珞修理中」

「斎主祝詞奏上」

「三匹獅子」

「なかなか可愛い」
 只今午後4時半を回ったところです。午前中は綺麗な青空でしたが今は雲が多くなって、少しぱらついてもいそうです。
 東北と北海道では7月として記録的な大雨となっているそうで、関東でも所により雷雨の予報が出ておりますので気を付けましょうね。
 各地で夏祭りが盛んな時季になって来ました。今日まで佐原八坂神社の祇園祭と成田山新勝寺の祇園会が11年振りに同日で斎行されており、多くの観客で賑わっている様子がSNSでアップされています。
 宮司が所管する神社では酒々井町馬橋の香取神社で昨夕に夏祭りが行なわれ、禰宜画伯が斎主を務めました。
 同地は麻賀多神社御神酒醸造元の飯沼本家がありまして、祭典後の直会はもちろん甲子正宗で盃を上げます。
 御神酒を頂きながら疫病退散と五穀豊穣を願う獅子舞を拝観。舞い始めは西日が強い時間帯なので、役員さん方も熱中症対策に気を使っております。
 でもって、昨夕の宮司はと言うと10月の御例祭に渡御する大神輿の点検「輿改め」を、奉昇員の鏑木青年会と共に行ないました。
 新社務所となってから大神輿は常設展示となりましたので、明るい場所で隅々まで確認をすることが出来ます。
 大神輿本体には異常がなかったものの、屋根についている飾り金具の「吹き返し」に芽暮れが確認されました。
 また4面に掛ける「瓔珞・ようらく」にも一部欠損したところがありまして、これらの修理は宮司が時間を見つけて行なっております。
 今日は午後から時間が取れたので、早速瓔珞の修理に取り掛かりますも、これが殊のほか細かい部品の集合体で、今年から老眼鏡の力を借りることに。
 自分も老眼鏡を使う年になったのかと、しみじみしながら作業をすること1時間で修理が完了。
 吹き返しのめくれはまた時間を見つけてという感じで、今夜は鏑木青年会の宮司懇親会がありますので本日の七峯はこのへんで仕舞いとさせ頂きます。
 
外人だらけの明治神宮 [令和8年7月11日]

「正式参拝の参進」
 昨日、衆議院で可決された皇室典範改正案。案の定、自民党の左派と目されるのと中道なんとかから採決の欠席者が出まして、その方々で新党を結成すればすっきりするんじゃないかと考えますが、皆さんはどう思われますか?
 改正案には2つのポイントがありまして、GHQにて臣籍降下させられた旧11宮家から、15歳以上の未婚男系男子を宮家と養子縁組が出来るようにするもの。
 そして女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持し、配偶者と子供は皇族には列しないという点です。
 過去に一度たりとも女系が皇位に就いたことがないのですが、レフトサイドは女系を認めろと大騒ぎをしております。
 男女平等という金看板を掲げればなんでも通ると思っている節がありまして、皇位というのはそんなに簡単なものではありません。
 女系が皇位に就くと言うことは皇統そのものが替わると言う事になり、それを理由に皇室の廃止を目論んでいるのです。
 今回の皇室典範の改正案に対して穏健保守の論調だった読売新聞は見事に左旋回をしており、読むに値しない朝日新聞や毎日新聞と肩を並べました。
 皇室典範改正案は参議院に送られ週明けより審議が始まり、会期末の17日迄に成立する見込みです。
 悠仁親王殿下までの皇位継承順位を揺るがせない、そのコンセンサスの元に国会で検討を重ねてきた皇室典範改正案。
 週刊誌などでは敬宮愛子内親王殿下の皇位継承をと書いておりますが、荒唐無稽な話ですのでこちらも読むに値はしないのです。
 さて、昨日は明治神宮で開催された中堅神職研修会の閉講式に、千葉県神社庁教化部長の立場で参列をして参りました。
 この研修会は神職身分三級以上で神職履歴10年以上のものを対象に、5日間を甲・乙・丙・丁の4回受講するもので、受講を修了すると神職身分二級に昇級する道が開けます。
 宮司も10数年前に受講をしまして、いつの間にやら来賓として受講生の前に座っているのがむず痒いです・笑
 JR代々木駅から明治神宮北参道へ向かうのですが、神宮方面に歩いて行くのはほぼ外国人で、境内に入るとそれはより顕著になりました。
 閉講式の前には正式参拝をするのですが、研修会場となった明治神宮会館から御殿へ向かって参進する受講生の列には沢山のスマートフォンが向けられました。
 祓殿で修祓を受け、明治神宮の大きな内拝殿に進んで代表者が玉串奉奠をします。
 その様子も外拝殿の賽銭箱あたりから、これまた沢山のスマートフォンが向けられておりまして、それだけ沢山の人がいるにも替わらず柏手の音が殆ど聞こえません。
 なんだか空恐ろしい境内になってしまったと思いまして、同じく来賓で出席した方々にも話したところ、皆さん同じ感想をお持ちでした。
 国はまだまだ訪日外国人を増やす計画ですが、オーバーツーリズムへの対応は進んでおりませんし、儲けているのってほんの一部なのではないでしょうか。
 明治神宮での中堅神職研修会は神社庁一都七県連合会が主催し輪番で年2回行なわれ、今年は茨城県神社庁が当番。
 そして来年は我が千葉県神社庁が当番県となりますので、教化担当として準備に入りたく存じます。
 
ゴーヤがすくすくと [令和8年7月10日]

「7月4日ね」

「今朝」
 今日の七峯は短いです。なぜかと言うと明治神宮で行われている中堅神職研修会の閉講式に千葉県神社庁長の名代として参列を致しますれば、午前8時にJR佐倉駅発の成田エクスプレス2号に乗車を致します。
 で、皇室典範改正案の衆議院の審議なども書きたいのですが、それは明治神宮にいる時の話なので明日以降に書くとして、新社務所の緑のカーテンとして植えたゴーヤの苗がびっくりする程の成長ぶり。
 画像は先週の土曜日と今朝のものですが、本当に良く成長をしておりまして、種の胚芽から栄養となる双葉から既に本葉が大人の形になり、その分岐点からは蔓の先っちょも顔を出してくれました。
 多分、多分ね、このまますくすくと成長をしてくれたなら8月の頭には小さいながらも実を生らし始めるのではと、宮司の算段はそうなるのですが、世の中なかなかに算段通りに行かないのが常でして・笑
 でもね、今年の夏は例年以上にゴーヤを食べられそうですし、麻賀多様のお供えもゴーヤが続くと思いますので、麻賀多様には飽きずにお召し上がり頂きたく存じます。
 それでは本日の七峯はこれまで。短いながらも仕舞いまでお付き合いを頂きありがとうございました。
 
黒竹の水遣り [令和8年7月9日]

「葉にも掛けます」

「廊下は涼しいね」
 安倍晋三元首相が凶弾に斃れてから昨日で4年。襲撃の現場となった近鉄大和西大寺駅前には献花台が設けられ、多くの方が安倍元首相を偲びました。
 4年前のその日、宮司は木更津の八剱八幡神社例祭に献幣使として参向。午後からの祭典なので習礼(しゅらい)というリハーサルを終えて昼食時にスマートフォンの速報で事件を知りました。
 当時、八剱宮司さんは神道政治連盟千葉県本部長として活躍されており、宮司も副幹事長として会務に就いており、安倍元首相は神道政治連盟国会議員懇談会会長でしたのでお目に掛かる機会もあり、それは驚きとどうにかして命が助かって欲しいと願うばかりでした。
 その安倍元首相の念願であった皇室典範の改正案が明日審議入りをして、衆議院本会議で可決の後に参議院へ送付されます。
 参議院でも与党と一部野党の賛成多数で可決される見込みで、草葉の陰でどのようなお気持ちなのか諮りきれませんが、皇位の安定的継続に向けて前進したことになります。
 しかしながら外国より発信されるSNSなどにより、皇室典範改正案と秋篠宮皇嗣家に対する反対とバッシングが続き、それに呼応して左翼勢力も愛子内親王殿下の皇位継承を歌えるなど不穏な動きが起こっております。
 皇位継承順位については1位が秋篠宮皇嗣殿下、2位が悠仁親王殿下と決まっており、これを揺るがす事はあってはなりませんので、確りした情報発信が必要ですね。
 昨日、九州地方と近畿地方が梅雨明けをしまして、関東地方も今日にもという晴天です。
 日本気象協会が先月24日に出した予報では九州で7月15日頃、近畿は20日頃となっておりかなり早まった感があります。
 今日の天気図では日本列島付近にあった梅雨前線は消えておりますので、一両日中には梅雨が明けるものと思います。
 ただ、そうなると本格的な夏が始り、一緒に猛暑も始まるので熱中症には十分注意をしなければ成りません。
 宮司家の生き狛犬達も涼しさを求めて家の中を彼方此方と。やっぱり廊下は涼しいみたいです。
 今日の宮司は午前中に解体と廷内社の昇神祭を奉仕して、帰社後は朝顔棚に琉球朝顔の苗を植えました。
 先日のゴーヤ、そして摂社若宮稲荷神社付近に植栽をした黒竹と水遣りを行なう事になりますが、その時間を間違えると水が地中でお湯になり植物へのダメージとなります。
 黒竹は水切れの心配はほぼ無いのですが、強い直射日光にあたると緑の綺麗な葉が焼けてしまいます。
 なので夏場は根の周りへの散水と共に、葉にも水を掛けるのが大事なんですよ。
 植物は根から吸った水分を葉から蒸発させる「蒸散作用」を行なっており、葉に水を掛けることによってこれが促進され、植栽直後であれば根からより水を吸い上げ成長に繋がります。
 境内で使う水は新社務所建設時に掘った井戸水なので、大切にしながらも心置きなく植物に散水してまいります。
 
たぶん鹿の子百合 [令和8年7月8日]


 昨日の静岡県議会において鈴木康友知事が、リニア中央新幹線の静岡工区の着工を容認すると表明しました。
 前知事の科学的根拠に乏しいイチャモンのような意見で着工が遅れていましたが、これで品川〜名古屋間の暫定開通に道筋が出来た事になります。
 本来であれば2027年(令和9年)に暫定開通するはずでしたが上記の理由で9年停滞し、結果として2030年代後半になるとの見通しとなりました。
 まだ工事費用も当初は5兆5200億円の見積もりが、現時点で11兆とほぼ倍に膨らみ、物価高騰とあわせてそれ以上となる可能性も捨てきれません。
 列車本数が限界に来ている東海道新幹線の保管としては北陸新幹線の延長もありますが、これも延伸先が不透明えあり、リニア中央新幹線の早期開通が待たれます。
 神道青年全国協議会の理事拝命時には名古屋経由で各地へ出向していたので、その当時は「あと15年くらいでリニアに乗って名古屋に来られるんだ」と胸を弾ませたものです。
 2030年代後半、宮司は70歳手前。まだかなという期待感はそれまで保つのか、少し心配です。
 今日は午前中に七夕の笹竹を仕舞いまして、境内もいつもの様相に戻りました。
 午後から打ち合わせがあるのですが、それまでは比較的自由に時間が使えるので、久し振りに境内をゆっくりと歩いてみたんですよ。
 そうしたら、摂社三峯神社の真裏、末社疱瘡神社近くに百合の大輪が沢山咲いていました。
 当社では鉄砲百合と高砂百合のハイブリッドである新鉄砲百合が彼方此方に咲きますが、これは違うんですよ。
 新鉄砲より花が大きく、花びらの中心はほんのり桃色で鹿の模様のように斑点があります。
 なので「鹿の子百合・かのこゆり」と呼ばれておりまして、環境省レッドリストには絶滅危惧?U類に指定されています。
 タイトルに「たぶん」と付けたのは、境内のものが一般に掲載されている鹿の子百合よりも桃色が薄い点にありまして、七峯をお読みの方で「本当はこれだよ」と知っていらっしゃればご一報下さい。
 鹿の子百合の別名は「土用百合」や「七夕百合」とも言われますが、七夕は昨日で夏の土用は今月20日から始まりますので、時季としてはぴったりですね。
 境内には2本の鹿の子百合が隣り合っており、まだ蕾もありますので当分のあいだ楽しめると思いますよ。
 
祇園祭は胡瓜断ち [令和8年7月7日]

「蝋燭の明かりで奉仕」

「ウィットに富んでいるかも」

「小雨なので室内に」
 宮司宅のテレビ、昨日は頑張って映り始めたのに、今日は再び電源が自動に落ちまして、燃え尽きる前の蝋燭が目映い灯りを点すのと同じなのでしょうか。
 今年は兎に角物入りで少しでも節約をしたいのですが、視聴者が少なくなっているとは言え我が家ではテレビは必需品。
 価格もそれなりに調べましたので、来週あたりに購入手続きを取ることに致しましょう。
 宮司が奉仕している神社数は千葉県内でもかなり多く、宗教法人格を持っている神社で53社。それに付属する境外摂末社を入れると3桁を優に越します。
 その中で唯一、祇園祭を行なっているのが佐倉市上勝田の八坂神社で、同地区の大宮神社境外摂社となります。
 今日7月7日が祇園祭の日で、午後2時よりの祭典には20名ほどの氏子さんが参集しました。
 上勝田地区は稲作と畑作の両方が盛んで、お供え物には地元産が沢山上がります。
 季節柄、今日は色々な夏野菜があがり、氏子さん達の気持ちがありがたく感じます。
 ただその中に、夏野菜の代表格たる胡瓜はおりません。何故なら祇園祭には胡瓜を食べないという風習があるからなんです。
 その理由として、八坂神社の神紋である「五瓜に唐花・ごかにからはな」が胡瓜を輪切りにした断面に似ているからと。
 「御神紋とそっくりな胡瓜を祇園祭の間に食べるなんて恐れ多い」という訳で、京都では祇園祭の1ヶ月、胡瓜を食べないお宅もあるそうです。
 上勝田でも一昔前までは、各家庭でも祇園祭の日に胡瓜は食べなかったそうですが、知り合いに聞くと今は普通に食べているとのこと。
 今月には土用の丑の日も有り、胡瓜と鰻の「うざく」なんて暑い日にはぴったりなんだけど、26日だから京都は祇園祭の真っ最中。さて、どうする!?・笑
 只今午後5時を回ったところ。外は小雨が降っておりますが、そろそろ止む感じ。
 薄雲のカーテンで天の川は見えないと思いますが、その向こうで織姫と彦星は久し振りの再開。カーテンがあっても良いじゃないですか・微笑
 
テレビにも感情あるの? [令和8年7月6日]

「見比べて」

「沢山掛かりました」
 野党の国会議員はボーナスを貰って早めの夏休みに入っているようですが、世の中そんなに甘いもんではありませんで、高市内閣の支持率がほぼ下がらない。
 各報道機関から発表された最新のものは微減か上がっており、ほぼ誤差の範疇。
 下がっていても2,3パーセントで、それで凋落傾向が続いているとレフトサイドは喜んでおりますが、審議拒否をしている野党の支持率は誤差よりも低いわけで・笑
 今日は日向だと少し汗するくらいの気候で、外作業も捗った宮司。晩酌はさぞかし美味しいことだと思われます。
 明日は七夕。予報だと佐倉は曇りなので、天の川は観られないと思いますが、織姫と彦星は雲のカーテンの向こうで何を話しているのでしょう。
 境内の絵馬台の前に置いてある短冊も明日迄ですので、お時間がございましたら書きに来て下さいね。
 さて、宮司宅の居間にあるテレビ、この1ヶ月ほどご機嫌斜めでして、電源を入れると3分ほどで画面が真っ暗になり、自働で電源が落ちます。
 そんな機能はいらないのですが、段々その間合いが短くなり、点けては消えての繰り返し。 なのでニュースすらまとも見られない日が続いております。
 今時テレビでニュースなんてとお思いの方もいるとは思いますが、時計替わりになるので決まった時間に同じ番組が画面にあると便利なのです。
 今使っているテレビ、購入したのは確かリオオリンピックの前だったはず。リオオリンピックが開催されたのは平成28年(2016)の8月でしたから、10年選手ということになりますが。
 一部では液晶の筋も出始めているので、そろそろ頃合いと言うことでしょうか。
 誤魔化し誤魔化し使ってきましたが限界なので、新たに購入する機種の選定と価格を新聞チラシとジャパネットの冊子で見比べることにしました。
 そうしたらですよ、なんと消えまくっていたテレビがちゃんと映るようになったのです。
 まさか引退勧告を宣言されるのを事前に回避する行動にでたのではと、テレビに感情を察知する能力があるのかと思ってしまった宮司。
 AIなる人工知能が色んなものに使われておりますが、このテレビを購入した10年前はそれほど普及はしておらず、さてどうしたものかと。
 いずれにしても画面状況からいくと、そろそろ新しいのとなりますれば、今使っているテレビはモニターとして残しても良いかな。
 ちなみに居間のテレビはSONY製。以前はSONYタイマーというワードがあって、保障期限が切れる頃に故障すると揶揄されたものです。
 実際にはそんなタイマーは内蔵されていませんが、なんとなくそのワードを思い出した宮司でした。
 
鋤の魔改造 [令和8年7月5日]

「魔改造中」
 今朝の千葉日報、昨日ZOZOマリンスタジアムで行なわれた第108回全国高校野球選手権千葉県大会の開会式の画像が、1面と最終面の見開きを使って掲載されていました。
 高校生が打ち込むスポーツは数あれど、やっぱり野球って特別なんですよね。
 甲子園なんて自身の出身校ではなくも、千葉県の高校を応援しちゃうし、そういった郷土的な郷愁もあるからかもしれません。
 今夏の千葉大会は165校148チームが出場。数が合わないのは連合チームが7つあるからで、ここにも少子化の影響が如実に出ていますね。
 順調に試合が進むと、26日午前10時から同じくZOZOマリンスタジアムで決勝戦。いずれのチームもそこにたどり着く可能性がありますので頑張って欲しい。
 千葉日報は全チームの紹介を数日掛けて紙面に掲載しますが、なんと佐倉高を取りこぼすという前代未聞の事態が起こりました。
 数日前には1面コラム「忙人寸語」で、ビートルズが来日した年を1941年と記載。
 実際に来日したのは1966年。和暦だと昭和41年になりますが、この41と混同したようなんです。
 以前よりも地元密着の記事が増えて良い感じな千葉日報ですが、ちょっと残念感が続きましたので、佐倉担当の記者さんに連絡しようかな。
 今日は午前9時半から神社から5分程の所で地鎮祭を奉仕。先日の台風に当たってしまい、今日に延期となりました。
 今日も雨が心配されましたが、明け方のみで祭典中は曇りに。午後からは陽が差して暑いくらいになった佐倉です。
 地鎮祭では祭典中に「鍬入れの儀」というのがあり、建て主たる施主が砂盛に木製の鍬を3回突き、続いて建設を担当する施工が木製の鋤で同じく砂盛を突きます。
 余り勢いよく突くと砂盛の下にある地面まで突いてしまい、それによって鍬や鋤が破損することがあるのです。
 現在使用している木製の鋤。柄と刃の間が割れてしまい応急処置をして使っておりましたが、遂にゆらゆらになってしまい本格的に修理をする事に致しました。
 といいましてもやれることは限られておりまして、口が開いたところに接着剤を流し込み、そして金具をビス留めするといった感じ。
 作業を終えまして確りと固定されたのは良いのですが、見た目は魔改造したのでは無いかという、なんとも強面になってしまいました・笑
 魔改造、どっかで聞いたなと頭の中の引き出しを探してみると、NHNで「魔改造の夜」なる番組が放映されているのを思い出しました。
 超一流のエンジニア達が極限のアイデアとテクニックでおもちゃや家電製品をえげつないモンスターに改造する(番組HPより)もの。
 月1回の不定期な放映なので見逃すことも多く、何となくテレビを付けたときに再放送がやっているのを見るくらいなのですが、結構面白いです。
 あの方々に係れば木製の鍬や鋤も自働で動くようになるのかな。それはそれで面白いけど、祭典には不向きですよね。
 なので補強の金具が光るくらいの方が良いのです。魔改造した鋤には、これからも頑張って頂きましょう。
 
今年もゴーヤを [令和8年7月4日]

「力強いです」

「緑のカーテンも」
 昨日は熱海の土砂災害から5年。今日は熊本豪雨から6年をむかえました。共に活発な梅雨前線により大雨となったのが主な原因。
 熊本では関連死を含めて67人が犠牲となり、街のインフラも大きな被害を受けました。
 その九州では停滞する梅雨前線の影響で、断続的に線状降水帯が発生をしており、地盤がかなり緩んでいる模様です。
 また気象庁より中国地方に、レベル3大雨警報と同土砂災害警報の早期注意情報が発表されましたので、当該地域にお住まいの方はご注意下さい。
 今日の宮司は午前中に2件の外祭を奉仕。1件目は帰幽五年祭で、宮司が個人的にとてもお世話になった方の祭典。今にも話しかけてくれそうな写真を前に、生前のお姿を思い浮かべつつ祭詞を奏上しました。
 2件目は住宅のお祓いで、何か嫌な気を感じるというもの。何か嫌な気って漠然としているようで、その家で生活をしていく上では厄介なのです。
 家には家ごとに家相や性質というものがあって、そこに地中の水脈なども絡んでくると言葉では説明が付かない事が儘に起きます。
 祭典を奉仕する前後ではこうも違うのですねと、顔つきが晴れたようで良かったです。
 この数日、禰宜画伯がホームセンターで土やらプランターやらを購入してきて、何を始めるのかと思えば、昨年収穫したゴーヤの種から育てると。
 紙コップに園芸用土を入れてそこにゴーヤの種を蒔いて、待つこと5日後くらいに発芽が始まりました。
 同じくして蒔いた朝顔は種皮が固いので、これから発芽がしてくるものと思われます。
 発芽したゴーヤをプランターに移し、禰宜画伯の役目はここまで。いつもの如くなのですが、始めるだけ始めてその後は宮司と智勇権禰宜にバトンが渡されるのです・笑
 1つの紙コップには2つの種を蒔いたようで、なので2本の芽が出て来ておりますが、そこまでの説明はございません。
 例年、境内で朝顔とゴーヤ、また四角豆などを1つのプランターで育てて、朝顔棚に蔓を這わせております。
 今回はゴーヤを新社務所に設置したネットで緑のカーテンに仕上げ、朝顔は単体として昨年同様に朝顔棚を設けます。
 新社務所の2階テラスから吊り下げたネットは5メートル。そこにゴーヤの蔓が這っていくわけですから、かなりの大作になると思われます。
 でもねよくよく考えてみると、高いところに生ったゴーヤは脚立を使って収穫することになりまして、その役目も宮司なんですよね。
 気を付けて収穫をしたいと思いますが、種を植えたの自体が遅いので、ゴーヤを収穫出来るのは秋の風を感じる頃かもしれませんね。
 
黒竹を植栽しました [令和8年7月3日]

「植栽完了」

「千本鳥居から見る」
 確か流行病の発生から1年強が経った頃でしたね。令和3年7月3日、静岡県熱海市の伊豆山で大規模な土砂災害が起こり、28名が無くなるという痛ましい事件がありました。
 敢えて「事件」と書くのは、土砂の多くが人工の盛り土であり、それも行政より指導を受けていたにもかかわらず、所有者の変更などで是正を行なわないままに起きた人災だからです。
 発生から今日で5年。毎年7月は何度か京都に行く機会があり東海道新幹線に乗車します。
 人家を襲った大量の土砂は、幸いにも東海道線と東海道新幹線の橋脚を押し倒すことなく海に到達したので、関の東西を結ぶ重要な路線は断たれる事はありませんでした。
 しかしながら当座の間、付近を通過する列車は減速をして運行。下りの新幹線では進行横行右側に復旧作業の現場が見え、多くの乗客はその方向に向かって手を合せました。
 今その場所を通過するのぞみ号は減速することなく、伊豆山を気付くこともありませんが車内表示に「熱海駅通過中」の字幕が流れると、気持ちですが頭が下がります。
 この事件が報じられることもほぼ無くなってきましたが、自然災害が増え激甚化するにつれ、その原因には人災が見え隠れする、そう思わずにはいられない。そう宮司は思います。
 さて、新社務所北側に正遷座をした摂社の若宮稲荷神社ですが、その周りに黒竹を植栽しました。
 黒竹はイネ科マダケ属で、茎が黒く葉が緑色なのが特徴。茎は親指くらいの太さで、成長すると4メートルほどに収ります。
 希に10メートルくらいまで成長するものもあるようですが、それは手入れ次第で整えられます。
 今回の植栽は宮司が行なったのではなく、新社務所の建設施工をお願いした万葉建設さんに付帯工事として行なって頂きました。
 建設業の朝は早いです。今回は朝7時には黒竹の搬入が始り、午前11時には作業完了。撤収となりました。
 細いといっても竹は竹。2年ほどで地中に根が張り始め、筍が生えてきて増えるのです。
 今回は本殿裏の真榊が植栽してある場所と接しているため、来年以降は不必要な筍を間引く必要がありますね。
 この植栽が完了したことで、新社務所に関する工事は完了したことになります。
 今月で地鎮祭から丸2年。その前の樹木伐採と旧神輿倉の解体。そして設計の打ち合わせ開始を含めると4年くらい。
 流行病で白紙に戻した設計第1段と氏子総代会への説明、印旛郡市内の新築された社殿や社務所を神社役員と大型バスで回ったのはもう10年以上前。
 そう思うと感慨深い日となった今日。まだまだ考え事や構想は沢山有りすぎるのですが、今夜は少しぼ〜っとしてみようかな。